第23回【年間計画の立て方:事前準備】
計画的に勉強できていますか?
「志望校も決まったし、受験勉強を始めよう!」
「とりあえず出来るところから受験勉強を始めている」
という方も多いはず。
「とりあえず」で一旦始めるのは良いことですが、せっかくなら「計画的に」勉強をしたいと思いませんか?
今回は「年間計画作成のための事前準備」全5ステップを紹介します!
なお、年間計画の重要性や立て方については、それぞれ以下の動画でも解説しています。
1:志望校を決める
志望校が決まっていない方は、志望校を絞るだけでも挑戦してみましょう。
志望校の選び方はアーカイブでも具体的に解説していますので、参考に。
2:志望校について調べる
現段階での第1志望校について調べましょう。
調べてほしいのは次の4つ。
- 入試方式
- 必要な科目&配点
- 合格最低点
- 出題の傾向
「パスナビ」というサイトで前半3つを調べられます。
入試方式によっては英語や数学のような科目だけでなく「志望理由書」や「面接」「小論文」の対策が必要なこともあるので要注意です。
また各科目の配点にも注意しつつ、合格最低点も確認しましょう。
6割で受かる大学もあれば、8割取らないと受からない大学もあるのがわかります。
出題傾向に関しては過去問をチェックするしかありません。
英語であれば、リスニングはあるか、作文はあるか、長文はどれくらいの語数か、などなど。
過去問のチェックの仕方はアーカイブでもチェックできますが、詳しくは後日、改めて解説します。
3:現状の学力を把握する
現状の学力はひとまず模試や定期テストでチェックするしかありませんが、
自信を持って「○○は大丈夫」と言い切れないものは、まるまる全部勉強し直すくらい根性が必要なことも多いです。
自分の学力を正しく把握するのは難しいので、STRUXの無料相談会や無料体験も活用するのもおすすめ。
プロに判断してもらった方が正確で速いのは間違いありません。
4:目標点数を決める
目標点数は科目ごとの配点を元に考えます。
合格最低点を参考に「英語は7割、数学は5割、、、」という風に計算しましょう。
英語と国語だけは
リスニングで何割、作文で何割、、、
古文で何割、現代文で何割、、、
と分野別で丁寧に考えておくことをおすすめします。
もちろん共通テストで何割、個別試験で何割というのも大事。
合格最低点+1~2割を目標にしておくと本番で多少失敗しても合格しやすいでしょう。
最初から完璧な目標を立てるのは難しいので、自分の得意不得意の感覚を考慮していったん大雑把に決めましょう。
5:必要な学力レベル・勉強量を把握する
最後に目標得点に達するために必要な学力を調べておきましょう。
「○○大 英語 7割 参考書」のようにググってください。
勉強を始めたばかりでは、各参考書の詳しいことは分からないのが普通なので、
1つの情報源だけを信用せず、できるだけ多くの情報を調べた上で、必要な教材を軽くまとめておきましょう。
まとめ
今回は「年間計画の事前準備」について解説しました!
後日、この配信を元に計画の立て方を説明するので、それまでに準備しておいてくださいね!
こちらも参考にしてください。
次回は「過去問のチェックの仕方」について紹介します!お楽しみに!