第25回【年間計画&週間計画の立て方と改善】
今回のテーマは「年間計画と週間計画の立て方と改善」です。
前々回、事前準備の5ステップを説明しました。
この準備を元に「年間計画作成」「週間計画作成」「計画改善で見直す点」を説明します!
年間計画を作る
まずは事前準備で調べた各教材を月ごとに当てはめていくところからです。
定期テストや模試などをペースメーカーにして、
1学期中間までに「参考書aの1周目」「参考書bの2周目」
のように、あてはめていきましょう。
定期テストや模試の実施日程は調べれば分かるはずです。
細かく計算したい場合は、テスト勉強の時間と、テスト後&模試後の復習の時間も準備しておくといいでしょう。
また夏休みなどは普段の倍くらいのスピードで進むのも頭に入れておいてください。
初めて作る年間計画はかなり大雑把でも問題ありませんが、それぞれの教材を最低でも2周、できれば3周できるペースにしておきましょう!
数学の例がこちら↓です!
あなたの状況に合わせて、より細かく書き込んでも良いかもしれません。
もちろん全科目セットを作りましょう!
週間計画を作る
月ごとの大まかな計画が決まったら、それを週単位に落としてみましょう。
テストなどのない月は月の分量を4で割ればOK。
テストや模試がある場合には3で割ったり、2.5で割ったりして週の目標を作ります。
それを曜日ごとに割り振っていきます。
できるだけ毎日同じような日程で勉強する方が習慣がつきやすいですが、
部活や習い事が曜日によって異なることがありますし、平日と休日では勉強時間が異なるのはあたり前なので、それも踏まえて調整しましょう。
週間計画は毎週作るものなので、5回~10回練習するうちに慣れてくるはずです。
時間割と時間あたりに進む量を決める
「16時から16時半まで、参考書aを5問解いて、その後5分休憩したら、16時35分から~」
という風にペースも意識して時間割も作ってみましょう。
最初のうちからギチギチに勉強予定を組んでしまうと、失敗が続き、モチベーションが下がる可能性があるので、1日数時間は余裕のある計画から始めましょう。
計画は改善が1番大事!
年間計画も週間計画も改善が1番大事です。
大事なのは「時間」と「量」との両面からデータを取っていって、修正していくこと。
最初からうまく行くと思ってはいけません。
よくあるのは「思っていたより時間がかかった」というパターン。
勉強時間を増やして後ろ倒しを出来るだけ避けたい所です。
絶対に確認したいことは次の5つです。
- 時間あたりに進む量が適切か?
- 教材の難易度は適切か?
- 計画通りの時間割で行動できたか?
- 今のペースで年間計画通りに進むか?
- 休憩時間と勉強時間の比率はちょうど良かったか?
最初からうまく行くと思ってはいけません。毎週・毎月修正しましょう!
まとめ
今回は「年間計画作成」「週間計画作成」「計画の改善方法」について解説しました!
次回は「新年度までにやっておくべきこと」について紹介します!お楽しみに!