第9回【過去問の重要性と早めに購入を】
今回は過去問について。
「もう過去問の話!?」と思うかもしれませんが、今の時期だからこそのお得情報(?)もあるので、それも合わせて解説します!
なお、過去問の取り組み方については以下の動画でも解説しています。
過去問の重要性
過去問をせずに志望校に受かっている人は、ほとんどいません。
過去問なしで難関大に受かる受験生は、0.1%とか0.01%とかそのレベルです。
(もっと低いかもしれません。)
過去問演習は、どの大学でも必ず通るべきルート。
最低でも5年分、出来れば10年分は満点を取れる状態にして受験に臨みたいですね。
「出題形式」や「時間配分」に慣れたり、「各科目、何点を取っていく」といった「作戦」を考えたりは、過去問演習を通して「具体的に」できるようになります。
余裕を持って受かる受験生の場合は、20~30年分と大量の過去問演習を通して受験勉強をしているものです。
過去問は早めに購入を
普通に本屋で売っている赤本だと2~3年分しか掲載されていないことも非常に多いです。
5年以上掲載されている難関大学もありますが、難関大学はその年度数では足りないくらい過去問演習が重要なので、赤本1冊では過去問が足りません。
ですので、一般に本屋で売られている過去問よりも古い年度の過去問も入手する必要があります。
古い年度の入手方法は次の2つ。
- 学校で借りる or コピーさせてもらう
- 中古本をネットで購入する
多くの高校は過去問を置いてあるので、進路指導などに聞いてみるといいでしょう。
借りるにしても期限が決まっていることがあるので、早めに借りて一通りコピーをしましょう。
受験が近くなると他の人と借りるタイミングを調整しないといけないことも出てくるので注意が必要です。
また中古本を購入するという方法もおすすめ。
ヤフオク、メルカリ、ブックオフなどで検索すると割と流通していますが、早めに購入しないと、基本は早い者勝ちなので入手できない可能性が高くなります。
また受験が近くなると高値で売りに出されることも多いので、安く過去問を入手しようと思ったら早めの行動が大事です。
何年分必要?
最低でも5年分、できれば10年分以上は確保したい所。
難易度の高い大学になればなるほど何年分過去問があっても困ることはないので、多めに入手しておくといいでしょう。
この時期に探せば、10年分入手することはそれほど難しくないはずです。
オンラインの過去問ではダメ?
「パスナビ」や「東進過去問データベース」といったサイトで過去問を入手することもできますが、略解しか載っていないことがほとんどですし、全ての大学が網羅されているわけではありません。
解答解説まで含めて確認すると「借りるか、購入するかの方が良いな」と納得できるはずです。
今すぐ解くべきか?
「過去問を買ったけど、もう解くべきですか?」と質問されることがあります。
1年分くらいは様子見として解いてもいいですが、この時期だと出題形式を理解していれば十分なので、本格的な演習は秋以降で大丈夫です。
逆に全科目とも出題形式が分かっていることは受験勉強に必須なので、絶対におさえておきましょう。
まとめ
今回は「過去問の重要性と早めに購入」についてでした!
参考にしてみてください!
次回は「未習範囲を夏前までに終わらせる計画」をテーマに解説します!お楽しみに!