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過去問ってどれくらい伸びるの?滑り止めになるかの検討:公式LINE(11/18配信)

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

第34回【過去問ってどれくらい伸びるの?滑り止めになるかの検討】

過去問を始めてみると「思っていたよりも得点できない」と思うことがありませんか?

何大学を受験するかの最終判断は、過去問の点数を基準にするので、ここから何点上がるのか気になる人も多いはず。

今回はそんな過去問の点数について解説します。

何点上がるの?

みなさんが1番知りたいのは「過去問演習すれば最終的に何点くらい上がるものなの?」ということでしょう。

絶対的なことは言えませんが、過去問演習をしっかりすれば最大3割くらいは伸ばせます。

今、得点率が4割くらいなら本番までに7割到達、5割くらいなら8割到達までは全然可能な範囲です。

もちろんこれはあくまでも「最大で」どれくらい伸びるかという話なので、

前々回の配信で説明した方法で「丁寧に復習」をし、前回の配信で説明した「目安量をこなせば」伸びるということを忘れないように。

しかも3割伸ばせるということは、逆に言えば、過去問演習だけで4~5割以上得点率を伸ばすのはかなり難しいということです。

4割以上伸ばす必要がある場合、並大抵の勉強時間では合格できません。

浪人NGであれば滑り止め大学も受かる状態にした上で、第1志望の準備を続けるような「安全策」も考え始める時期でしょう。

滑り止めは本当に滑り止めになっているか?

ここからの伸びも意識して、そろそろ滑り止めについても検討すべき時期です。

ギリギリまで粘って、共通テストの結果次第で受験校を変える人も多いので、「急ぎ」ではありませんが、最低限の「検討」は必要でしょう。

特に大事なのは、受験予定の大学のうち1番偏差値の低い大学で、本当に滑り止まるかどうかです。

滑り止めについては「本番熱が出ても受かるか」というのが1つの目安。

過去問演習の段階では少なくとも「合格最低点+1~2割」程度は最低でも得点できる必要がありますし、

もし本番緊張するタイプであれば、「合格最低点+2~3割」を過去問演習でクリアできる状態は作っておきましょう。

できれば現段階で合格最低点をクリアできるくらいの大学は受験する予定にするのがおすすめです。

滑り止めの過去問も無駄にはならない

英語と古典以外に関しては、滑り止めの大学の過去問演習をしても無駄になることはありません。

滑り止めレベルすら解けない状態なら、第1志望校レベルの問題も解けない可能性が高いからですね。

滑り止めの大学だからと言って手を抜かないように、徹底的に復習しましょう。

英語と古典に関しては、滑り止め対策に少し注意が必要です。

例えば英語であれば、滑り止め大学では文法問題が多いけど、第1志望校は出ない、ということもあります。

文法問題ならまだマシですが、英作文やリスニングだと滑り止め校の学習に時間を割きすぎてしまう失敗には注意が必要です。

古典に関しても滑り止めには漢文が出るけど、志望校には漢文が出ないことがときどきありますね。

受験校によって「出題内容」が大きく違う科目に関しては、滑り止めと志望校で一致する部分を優先的に復習していきましょう。

まとめ

今回は「過去問の点数や滑り止めの検討」をテーマに解説しました!

次回は「学校の演習授業に関する注意点」を解説します!お楽しみに!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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