第48回【週間計画の立て方と改善】
今回のテーマは「週間計画の立て方と改善」です。
前回作った年間計画を元に週間計画を作っていく作業になります。
①曜日ごとに勉強可能な最大時間を計算する
まずは各曜日ごとに勉強可能な最大時間を計算しましょう。
月曜日は部活が終わって帰って来るのが19時で
そこから30分勉強したら19時半から夕ご飯で、
20時から1時間半勉強したらお風呂で…
のように「具体的に」最大値を出すのが重要です。
一旦、休憩とか息抜きの時間は全て忘れて最大値を出してください。
また曜日ごとに部活や習い事の予定が変わって来るはずなので、それも踏まえて計算してくださいね！
②1週間の目標分量を決める
月ごとの大まかな計画が決まっていたら、それを週単位に落として、1週間の各参考書の目標分量を決めましょう。
テストなどのない月は月の分量を4で割ればOK。
テストや模試がある場合には3で割ったり、2.5で割ったりして週の目標を作ります。
さらにそれを曜日ごとに割り振っていきます。
③時間割と時間あたりに進む量を決める
最後に時間割と時間あたりに進む量（ペース）を決めましょう。
16時から16時半まで参考書aを5問解いて
その後5分休憩したら
16時35分から17時35分までは参考書bを6ページ進めて…
という風に時間割を作ってみましょう。
学校の時間割と同じような形式で各曜日、各時刻ごとにやることが決まっている状態をイメージしてください。
ただし学校の時間割よりも丁寧に「使う教材」「ペースの目標」も作っておくといいですね！
「英語1時間」のようなフワッとした決め方だと、英語の中でも単語帳をするのか、文法問題を解くのか、、、と考える余地が出てしまいます。
考えなくてもできる状態がベストです。
またペースの目標がないとのんびりしすぎてしまうことも多いので、必ずペースの目標も作ってくださいね。
初めて使う参考書のペースは、何度か試してみて徐々に最適化してください。
余裕のある時間割から始める
最初のうちは1日数時間は余裕のある計画から始めるのがおすすめです。
限界まで勉強するような形で予定を組むと、失敗が続き、モチベーションが下がる可能性があるからですね。
余裕があれば、遅れても取り戻せますし、時間割通りに進めば好きなことに時間を使うこともできますね。
計画は改善が1番大事
最初から週間計画通りに進むことはありません。
反省&改善をくり返して①～③の作業を毎週くり返してください。
反省&改善のポイントは次の5つです。
毎週チェックしましょう！
- 時間あたりに進む量（ペース）が適切か？
- 教材の難易度は適切か？
- 計画通りの時間割で行動できたか？
- そのペースで年間計画通りに進むか？
- 休憩時間と勉強時間の比率は丁度良かったか？
まとめ
今回は「週間計画の作り方」と「注意すべき点」について解説しました！
次回は「新年度までにやっておきたいこと」について紹介します！
お楽しみに！
