第26回【勉強しても成績が上がらなくてモチベが下がったら?】
「勉強したのに模試の偏差値が上がらなかった」
「いつ成績が上がるの?」
そう思ったことはないでしょうか?
成績が上がらないと勉強のモチベーションが下がることもありますよね。
今回はそんな人に向けてのアドバイスです。
成果が出るまで早くて3か月
勉強した成果が出るまでには「早くても」3か月はかかります。
もし理解できていない部分や、学校の授業についていけていない部分の「復習」から勉強を始めた場合は、半年以上かかることも普通です。
英単語とか英文法とか、数学1とか数学Aといった勉強の1要素に対して、「100時間」くらいかければ成果が出始めると覚えておくといいでしょう。
この目安を知っていれば、モチベーションが下がってきても「もう少し踏ん張ってみよう」と思える人も増えるはず。
3か月あれば1日1時間で100時間弱=1要素、1日2時間の勉強を続ければ200時間弱=2要素となります。
200時間くらいかけて2要素ほど詰めれば、1科目分くらいは目に見える成果が出やすいですね。
例えば「数学1+数学A」の2要素とか、「英単語+英文法」の2要素などができるようになれば、成績が上がるのもイメージしやすいでしょう。
相対評価→コントロールできるもので評価
伸び悩んだ時に相対評価(偏差値など)を意識しすぎるのはNG。
自分が成長してもライバルが同じだけ成長していれば、偏差値上では成長が確認できません。
万が一ライバルの伸びの方が大きければ、自分が成長したとしても偏差値は下がってしまいます。
なので、相対評価ばかり意識してモチベーションを下げるのではなく、自分でコントロールできる数字を意識して勉強しましょう。
例えば「何時間勉強できたか」「何ページ進んだか」なら自分でコントロールできますし、相対評価が入ってくることもありません。
成績に現れない成長を振り返る
成績に現れない成長も定期的に確認しましょう。
受験勉強を始めたときは1時間勉強するだけでも辛かったはず。
今は何時間勉強できるようになりましたか?
テストや模試に関しても成績以外の点での成長があると思います。
昔は分からなさすぎて時間が余っていたテストも、今では解ける問題が増えて時間が足りなくなっているとか。
点数が変わっていなくても、こういった成長がある場合もあります。
成績に現れない部分の成長だとしても、成長を感じられればモチベーションが続きやすくなるので、定期的に振り返ってみてください。
やめないのが1番大事
1番大事なのは「やめないこと」です。
多くの人は勉強を始めても途中でやめてしまいます。
やめなければ、いつの間にかみんなを抜き去っていることも多いので、「辛い時こそ他の人に差をつけるチャンス」と思えると強いですね。
やめるくらいならペースを落としてでも続けることを優先してください。
続けてさえいれば冬休みなどに、落としたペース分の挽回はできます。
特に高1高2の場合は、続けてさえいれば、挽回のチャンスはいくらでもあるので、焦らずコツコツ続けてください。
まとめ
今回は「上手くいかないときのモチベ維持の秘訣」を解説しました!
次回は「英語長文の勉強法」を解説します!お楽しみに!