第29回【参考書をテンポよく進めるコツ】
今回は全科目に共通する「勉強法」に関して、特に参考書をテンポよく進めるためのコツを紹介していきます。
参考書の進みが悪いと勉強のモチベーションが下がってしまいがち。
今回紹介するコツを覚えて、少しでも楽に勉強を続けられるようになりましょう。
勉強法を調べよう
参考書や問題集を選んだあと、
「とりあえず進めている」
という状態の人も多いのではないでしょうか?
その進め方が本当に1番効率的な進め方だと自信を持って言えますか?
勉強をするときは、科目ごと、あるいはテキストごとに「勉強法」を調べましょう。
このLINEでも配信はしていますが、自分でもぜひ調べてください。
勉強法を調べる際にはストマガを含め、サイトや動画を10個以上チェックすること。
たくさん調べると時間はかかりますが、1つの情報源に頼るのは危険です。
勉強法を紹介している人には合っていた勉強法が、あなたには適切とは限らないからですね。
基本的には「定番」の進め方を採用するのが最も失敗の確率を下げられるので、複数の情報源にあたって、定番の勉強法をインプットしましょう。
高1高2の間は様々な勉強法を試すことができる期間でもあります。
調べた勉強法を試してみて合わなければ、いくつか試しながら自分に合う勉強法を探しましょう。
独学で成績が伸びる人は、「調べることができる人」「トライ&エラーをくり返しながら改善できる人」です。
全科目共通のテンポよく進めるテクニック
どの勉強をする時にも共通して言えることは、
- 分からなければ飛ばす
- 簡単な所から順に
という2点です。
分からなければ飛ばす
参考書の1周目から分からない問題に長い時間を割くのは効率的ではありません。
分からない問題は飛ばして、解説をすぐに確認してもOKです!
解き直しをサボらずに行えば、1周目としては十分。
自力で解けるようになるのは2周目以降でも問題ないことは覚えておきましょう。
また解説を丁寧に読んでも分からなければ、「解説の理解」すら飛ばしてもOKです。
ただし、解説を読んでも分からない問題が全体の3割~4割もある場合は、そもそも問題集のレベルが合っていないことを疑ってくださいね。
最初から完璧を目指すよりも、周回しながら完璧を目指していきましょう。
簡単な所から順に
どんな科目でも参考書でも、まずは基礎・基本問題から勉強を始めましょう。
レベルが分かれている参考書の場合は、周回ごとにレベルを上げながら勉強すればOK!
- 1周目は基本問題
- 2周目は基本問題の間違えた問題&発展問題
- 3周目は2周目で間違えた問題
- 4周目は、、、
というように、段階を踏んで勉強を進めていきましょう。
最初から発展問題にも取り組むと、解くのにも復習するのにも時間がかかりすぎて、勉強のスケジュールが崩れたり、挫けたりすることがあります。
できるだけ順調に進められる進め方で、何度も周回して解ける問題を増やしていくことを意識しましょう。
まとめ
今回は「参考書をテンポよく進めるコツ」を解説しました!
次回は「模試の結果の見方」を解説します!お楽しみに!