第38回【受験生の冬休みをイメージしよう】
「受験生の冬休み」をイメージしたことはありますか?
来年、もしくは再来年の同じ時期に「どれくらい勉強するものか」イメージできれば、自分も頑張らなければと思うきっかけになります。
受験生の勉強時間の紹介も兼ねて、この冬の勉強についてアドバイスをしていきますね!
受験勉強のスタートは早ければ早いほど有利
何回か前の配信でもお伝えしましたが、完全にゼロから勉強を始めて、365日で合格に必要な勉強をするためには、以下の勉強時間が必要です。
- 私立文系:6時間~10時間/日
- 私立理系:7時間~14時間/日
- 国公立文系:11時間~18時間/日
- 国公立理系:15時間~25時間/日
最低ラインの1日6時間であっても、
「毎日そんなに勉強したくない」
「そんなにできる気がしない」
と思う人がほとんどだと思います。
6時間勉強できないのであれば、できるだけ早めに勉強をスタートして、1日あたりの勉強時間を短くするしかありません。
1年生から始めれば3年使えますが、3年生から始めれば1年しか使えませんからね。
来年以降の勉強計画にゆとりを作るためにも、今年の冬休みからしっかりと準備を始めていきましょう!
模試の判定ごとのおすすめ勉強時間
受験生向けに「安心して志望校に合格するため」におすすめしている勉強時間はこちら。
- A判定:毎日8~10時間
- B判定:毎日10~12時間
- C~D判定:毎日12~14時間
- E判定:毎日12~14時間以上
短い方の勉強時間は文系私立志望、長い方は理系国立志望向けです。
多くの現役生はC判定以下なので、「学校+自習」で12時間以上勉強しなければ、安心できる所までは届かないことになります。
これを1年間でクリアするのであれば、自習に必要な時間は平日6h、休日12hですが、
2年間かけてクリアするのであれば、平日は3h、休日6hでもOKです。
3年かけられればもっと楽になることが分かりますよね。
今、学校の授業時間と自習時間を合わせてどのくらい勉強していますか?
高2のみなさんは現時点でも「受験までの残り期間」は1年と少しだけなので、最低でも10時間勉強できる状態を目指して、早いうちにトレーニングを積んでほしい所です。
この冬は勉強体力を高めるためのトレーニングを
冬休みは1日10時間勉強にチャレンジしましょう。
受験生の冬休みは、クリスマスもお正月も休まずに10時間以上勉強している人だらけ。
この冬休みに、その感覚を少しだけでも味わっておきましょう。
最初から毎日10時間は難しいですが、冬休み中に「10時間勉強を5日間」だけでもできれば高1高2としてはかなり頑張った方です。
10時間勉強してみることで、1日の学習スケジュールの立て方や、生活リズムの整え方が分かります。
なかなか勉強時間を伸ばすことができない人は、こちらの動画も参考にしてください。
高1、2のうちに1日10時間の勉強に体を慣らして、スタートダッシュで差をつけましょう!
まとめ
今回は「受験生の冬休みの勉強」を解説しました!
次回は「完璧よりも前に進むことを優先しよう」というテーマで解説します!お楽しみに!