第47回【年間計画の立て方と改善】
今回のテーマは「年間計画の立て方と改善」です。
ここまでの記事を通して、
- 志望校の絞り込み
- 入試形式の確認
- 過去問の出題傾向の確認
について解説しました。
これまで確認したことを踏まえて年間計画を立てていきましょう!
何を勉強しなければいけないか調べる
まずは志望校合格に必要な勉強内容を調べてみましょう。
例えば、「東大+英語+参考書」のように全科目の参考書を調べてリストアップしてください。
調べるときには、複数の情報源をチェックすること。
できれば10件以上見てみて、「これは正しそうだな」と思う部分だけをピックアップしましょう。
基本的に多くの人がおすすめしている参考書であれば、外れることはありません。
テストや学校行事を調べる
年間計画を作成するにあたって、テストや学校行事を調べてみましょう。
一旦大まかに分かっておけば大丈夫です。
具体的には、
- 定期テスト
- 模試
- 学校行事
- 長期休暇
- 部活の試合
などを調べてみてください。
テストや学校行事に合わせて年間計画を作る
↑で調べた日程を参考に、年間計画を作っていきましょう。
テストAまでに「参考書aの1周目」「参考書bの2周目」などと各科目の目安を決めておくといいですね。
月ごとにパッと見て分かる状態になっていればOKです。
テスト前1週間はテスト勉強の時間を確保し、テスト後と模試後も復習に使う時間は先に計算に入れておきましょう。
また学校行事の多い月は少し少なめに、夏休みなどは多めに進むことも見込んで、大体何ページずつくらいが目標になるかを計画してみるのがおすすめです。
最初はかなり大雑把でも問題ありません。
ただし、各参考書を最低でも2周、できれば3周できるペースを意識してください。
数学の例がこちら↓です!テストや模試周辺は自分自身の状況に合わせて、より細かく書き込んでも良いかもしれませんね。
もちろん全科目セットを作りましょう!
計画は改善が一番大事!!
年間計画は改善が1番大事です。
大事なのは「時間」と「量」の両面からデータを取っていって、修正していくこと。
最初からうまく行くと思ってはいけません。
よくあるのは「思っていたより時間がかかって進まなかった」というパターンです。
思ったより進まなかった場合、まずは勉強時間を増やすことで「計画の後ろ倒し」を避けたいですね。
計画通りに進まなかった原因は反省し、年間計画は毎月修正していくようにしましょう。
修正をくり返すうちに自分に合ったペースを見つけられるはずです。
まとめ
今回は「年間計画作成」「計画の改善方法」について解説しました!
計画の作成は自分一人で行うと「本当にこれでいいのか?」と不安に感じたり、調べる作業に時間がかかりすぎたりすることもあります。
プロの手を活用するのもありでしょう。
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