第50回【学校の授業進度に注意!】
今回は学校の「授業進度」に関する注意喚起回です。
期末テストが終わって春休みが近づいてきている時期ですが、今回のテスト範囲を思い出しつつ読んでみてくださいね!
特に来年度から受験生になる高2生は必見です。
高校内容は全範囲習い終わっている?ライバルたちは?
今、高2生が必ず確認すべきことは「今回の期末テストまでで、高校範囲が全て習い終わっているかどうか」です。
特に文系の「社会」、理系の「数学3」「理科」は要注意です。
- 「まだ全然終わっていない」
- 「いつ終わりそうかも全く見えない」
という状況ではありませんか?
ほとんどの高2生は、学校の授業進度に疑問を持ったことはないはずですが、
実は全国的に有名な超進学校や中高一貫校の中には、
「高校2年生の間に高校内容の全範囲を全科目習い終わっている」、そして「高3からの全授業時間が受験特化の演習の授業になる」という学校が多数あります。
いつ終わりそうか聞く&いつまでに終わればいいか
あなたが通っている高校の授業はいつまでに全範囲が終わるのでしょうか?
文系の「社会」、理系の「数学3」「理科」は必ず春休みに入る前に、学校の先生や部活の先輩などに聞きましょう!
高1の皆さんも他人事ではありません。
早めに知っておいて損はないので、必ず聞いてみてくださいね。
その上で「いつまでに終わっておくべきか」に対する答えとしては、「早ければ早いほど良い」というのが受験業界の常識です。
進学校のライバルたちは高2の段階で全て習い終わっていますし、もちろん浪人生も1年前には全て習い終えています。
少しでも早く同じ土俵に立って、演習中心の勉強に入った方が有利なのはあたり前です。
どれだけ進度が遅くとも、最低ラインとして「夏休み前までに全単元を習い終わっているかどうか」を1つの目安にしましょう。
そこまでに終わっていれば、夏休みの勉強時間を問題演習に存分に使うことができるからですね。
欲を言えば、GW前までに終わっていれば「GWも問題演習に時間を割くことができる」ので、そこでも他の受験生と差を付けられます。
とはいえ、学校の授業スピードを一生徒の都合に合わせて速めることはできないので、遅いようなら自力で予習を進めなければなりません。
今すぐ予習を始めるべき?
ここまで読むと「予習は今すぐ始めるべき?」と思う人もいるはずですが、必ずしも今すぐ始める必要はありません。
「高1高2で習った内容の復習&定着」の方が優先度が高いので、そこをサボってまで予習をするのは非効率。
予習は春休みから始められるように、それまでには復習に目途が立っているといいですね。
まとめ
今回は「学校の授業の進捗をチェック」という注意喚起回でした!
次回は「春休みの勉強の重要性」について解説します!