第14回【オープンキャンパスの注意点】
期末テストが終わって、夏休みも近づいてきましたね。
今回はオープンキャンパス(以下、OCと略します)について解説をします!
OCとは?
OCは、大学が高校生向けに開催しているイベント。
夏休みに開催されていることが多く、以下のような様々なプログラムに無料で参加できます。
- 公開講義
- 模擬実験
- 学部ごとの展示
- 受験相談会
- 大学・学部説明会
最近はオンラインで参加可能なOCも増えて、地方の人でも気軽に参加できるようになってきています。
日程さえ被らなければ、何校でも参加可能なのでぜひ複数大学の日程に参加してみましょう。
OCの注意点
OCの注意点は以下の3つ。
- 受験生になってからは行く暇はない
- 学部を事前に絞っておく
- 「OCに行った大学=良い大学」ではない
受験生になってから行く暇はない
1つ目は受験生になってからOCに参加する暇はないということ。
特にお住まいの都道府県外のキャンパスに足を運ぶ場合は、宿泊が必要になることもあります。
なので1校のOCに参加するだけでも2日3日潰れることがあり、結果的に勉強時間が大幅に減ってしまいます。
受験生にとって勉強時間が減るのは大きな痛手なので、高1、2の間に参加しておきましょう。
学部を事前に絞っておく
2つ目は、事前に学部をある程度絞って参加することです。
OCでは、各学部の模擬授業体験、先輩の話を聞く、講演を聞くなどできることが多いんです。
学部を絞っていないと、どの企画に参加すべきか分からなくなってしまいます。
高1なら「学部と言われてもピンと来ない」というのが普通なので、「学部 適性」とググって出てくるサイトで無料の適性診断をしてみるのがおすすめです。
自分の性格に合った学部をいくつか絞ることができます。
高2なら志望校を絞り始めても問題ないので、こちらの動画を参考に少し検討しておくといいでしょう。
OCに行った大学≠良い大学
3つ目の注意点は、大学選びに関して。
どうしてもOCに行った所は良い大学だと思ってしまいがち。
「近いから」という理由だけでOCに参加して、その大学がベストと思わないようにしましょう。
努力しなくても合格できそうな大学を見に行くと、「ここでもいいかな」と思って努力しなくなる人も多いので要注意です。
まだ志望校が決まっていない場合は、通っている高校の進学実績を見て、その中でも偏差値の高そうな所から考えていくといいでしょう。
努力しないと合格が難しそうな大学に行くのが基本的にはおすすめです。
学校や塾の先生に相談するのもアリですね。
ちなみに思い切って東大や京大のOCに行ってみて、「意外と東大生・京大生が普通の人だな」と思ったことがきっかけで、東大や京大を目指したという人もいるくらいです。
自分には到底無理と思わずにOCは色々な大学を見て視野を広げましょう。
まとめ
今回は「オープンキャンパス」について解説しました!
次回は「古典文法の勉強法」を解説します!お楽しみに!