第15回【夏休みまでに勉強体力をつけるコツ3選】
あと1週間くらいで夏休みですね。
受験生にとって夏休みは受験の天王山。
この時期は夏休みにしっかり勉強しきるための「準備期間」だと思いましょう。
準備期間は「勉強体力」をつけておくのが1番大事。
今回は「勉強体力」について解説します!
最初から毎日10時間勉強できる人はいない
まず知っておくべきなのは「最初から毎日10時間勉強できる人はいない」ということ。
普通は徐々に勉強時間を増やしていって、10時間勉強できるようになります。
普段あまり勉強できていない人が「夏休み初日から10時間頑張れば、挽回できる」と考えるのは楽観的すぎますし、逆に「私が毎日10時間勉強するなんてありえない」と最初から諦めるのももったいないです。
勉強時間は徐々に増やすことしかできませんが、徐々に増やせばほとんどの人は10時間以上勉強できるようになります。
勉強体力をつけるコツ1:平日の勉強時間を少しずつ伸ばす
次に具体的に勉強時間を伸ばすコツについて解説します。
まずは平日の勉強時間を「毎週1時間ずつ」や「毎週30分ずつ」と「目標を決めて」少しずつ伸ばしていきましょう。
例えば、1週目は1時間、2週目は2時間、3週目は3時間、といった具合です。
大事なのは「一気に」勉強時間を伸ばそうとはしないこと。
最終的には、平日に「5~6時間」程度自習できれば、夏休みの毎日10時間以上勉強が楽にこなせるはずです。
勉強体力をつけるコツ2:休日に学校と同じスケジュールで過ごす
夏休みに勉強時間を確保するためには、休日のトレーニングも必須です。
休日は「学校の時間割」と同じスケジュールで過ごすことに挑戦しましょう。
特に大事なのは「朝」と「昼食後」。
朝のスタートが遅れると1日の勉強のスイッチが入りにくいですし、昼食後は休憩が長くなりすぎてしまう傾向が強いです。
この2つのタイミングは特に、学校の時間割に合わせて勉強をスタートさせると、休日の勉強時間を確保しやすくなります。
休日の勉強時間も最初は5~6時間くらいから始めて、最終的には10~12時間くらいを目標にしましょう。
勉強体力をつけるコツ3:勉強時間ゼロの日をなくす
勉強時間ゼロの日をなくすことも、夏休みに向けた準備として大事です。
夏休みは「1日休んでもまだ明日明後日挽回できる」と楽観的に考えてしまいがちですが、
実際には、その1日分を取り返せる人はほとんどいません。
1日でも勉強時間ゼロの日があると、ライバルたちには「10時間の差をつけられている」という感覚を持って勉強する必要があります。
夏休み前から「勉強時間ゼロ」の日をなくしていく練習をしましょう。
疲れていても、忙しくても、やる気が出なくても、毎日30分だけでも勉強するようにしてください。
疲れている日でも試しに30分だけ勉強してみれば、「そこから2~3時間勉強が続く」ということもよくあります。
まとめ
今回は「勉強体力をつけるコツ」について解説しました!
次回は「勉強場所」について解説します!お楽しみに!