第16回【夏休みの勉強場所】
夏休みがそろそろ始まった人も多いのではないでしょうか?
今回は夏休みの勉強を充実させるために「勉強場所」を考えていきましょう。
自宅だけで10時間勉強×40日出来る人はいない!
受験生なら夏休みは毎日10時間以上勉強するのが当たり前。
とはいえ、多くの受験生は10時間勉強を40日も続けた経験はないでしょう。
特に「自宅学習のみ」で達成できる受験生はほとんどいません!
「家で勉強した方が移動時間がゼロな分、勉強時間が伸びる」と思っている方もいると思いますが、それでも外での勉強を組み込むのがおすすめ。
自宅には多くの「誘惑があるから」です。
SNS、ゲーム、映画、マンガ、昼寝…などは、周りの目がない家だと無制限にできてしまいます。
「これらの誘惑よりも断然勉強の方が好きだ」と言い切れる人は自宅学習でもOKですが、そんな人以外は別の勉強場所も探しましょう。
勉強場所でおすすめなのは?
勉強時間の多い受験生は次のような場所で勉強しています。
- 学校
- 図書館
- 塾の自習室
- 有料自習室
学校は夏休みでも、自習室として開放することが多いので使ってみましょう。
地域の図書館なども勉強場所として利用する人は多いです。
無料で使えますが「自習お断り」の図書館もときどきあるので、注意してください。
塾に通っている人は塾の自習室もおすすめ。
講師も人間なので、自習を頑張っている塾生なら、普段の勉強の質問に「より丁寧に」対応したくなるものです。
都会にお住まいなら、有料自習室も選択肢に入ってきます。
夏休みの短期間だけでも試しに借りてもいいかもしれません。
まずは試してみる
使えそうな勉強場所は全て試してみて、どこが集中しやすいか、検討してみましょう。
「良い勉強場所」の判断基準を挙げると
- 邪魔してくる人がいない、誘惑されるものがない
- 周りの人も静かに勉強や作業をしている
- 雨の日でも苦労せずに通える
- 机の高さと椅子の高さが自分に合っていて、広い
このような感じです。
これらの全てを満たす勉強場所はあまりないと思いますが、上から順に優先的に見極めてもらえればと思います。
学校や塾は、場合によっては、仲の良い友達が多く、休憩中に話し始めたら、おしゃべりが止まらないということもよくあります。
友達はいない方が良いでしょう。
周りに勉強している人がいる方が「自分もやらなきゃ」と思えるので、誰もいない場所よりは誰か作業している人がいる方がおすすめ。
また天気が悪くても出かける方が勉強は進みます。
「雨だから家で勉強したけど、集中できなかった」というのは受験生あるあるです。
机や椅子の高さ、広さは「できれば」自分に合う物を選べると良いかなという程度ですので、深追いはしない方が無難です。
まとめ
今回は「勉強場所」について解説しました!
夏休み前に家以外の勉強場所を試しておきましょう。
次回は「夏休みの勉強計画」について解説します!お楽しみに!