第18回【後回しにしない技術】
夏休みの宿題は終わりましたか?
夏休みの宿題は1週間本気で取り組めば終わる量であることがほとんど。
前々回の配信でお伝えした通り「可能な分は夏休み前に、全体も夏休み1週目では終わらせる」のが目標です。
「でも、終わっていない…」
「早くやった方がいいのは分かっているけど…」
という人も多いのではないかと思います。
今回はそんな人に向けて、後回し・先延ばし癖を改善するコツを教えます。
何に何時間使っているか把握
最初に自分自身が何に何時間使っているのか把握しましょう。
生活する上で必要な睡眠、食事、入浴、移動などは除いて、その他、最悪なくても困らないものに何時間を使っているかが重要です。
例えば
- スマホ
- 友達と遊ぶ
- テレビ、ゲーム、マンガ
- 昼寝
など。
スマホはもう少し細かく、ゲーム、SNS各種、動画配信サービス、マンガなどに分類して、それぞれ何時間ずつ使っているか把握するのがおすすめです。
頭の中だけで処理するのではなく、全て書き出して「見て分かる状態」にしてください。
優先順位を決める
次に書き出した項目の優先順位を決めましょう。
例えば、
「友達と遊ぶ時間はカットしたくないけど、スマホゲームはゼロでもいいな」
と考えていきます。
他にも、
「インスタは1日30分だけでも実は十分では?」
「実はこの人の投稿だけでも十分では?」
のように「部分的に優先順位が高いけど、それ以外はそうでもない」ということはありませんか?
細かく考えた上で、優先度の低いことに使う時間を減らすのが重要です。
優先順位の低いことを封印する
そして優先度の低いことから封印していきます。
1番おすすめなのは「物理的に接触できない環境」を作り出すこと。
例えば
- アプリを消す
- フォローを外す
- ログアウトする
- (マンガ、ゲームなど)段ボールに詰める
- あらかじめ「この時間帯は連絡を取れない」と伝える
などです。
他にもスマホを家に置いて、近くの図書館に勉強をしに行くとかもOKですね。
スモールステップ化
時間を作ったら、あとはやるべきことをやるだけですが、それもコツはあります。
まずはスモールステップ化しましょう。
「どうせ出来ない」
「難しくてやる気がうせる」
と言い訳をする前に、まずは少しだけやってみること。
そのハードルを超えるだけでも順調に進むことが多いです。
初めの一歩だけ友達と一緒にやるのもいいですし、全種類1ページずつ終わったらご褒美とかでもOK。
一旦始めたら、あとはくり返すだけです。
「30日後までに30問」よりも「今日中に1問」とスモールステップ化してくり返しましょう。
詰まったら飛ばす
せっかく始めたのに、途中でモチベが下がることもあります。
それは「飛ばすのが下手」な証拠。
1セットあたりの制限時間を決めて、その時間だけ頑張ったらやめるでもOKです。
分からないものは一旦飛ばしてOK。
まずは飛ばし飛ばしでも行けるところまで進んでみましょう。
あとで振り返ってみれば、「なんであの時はできなかったんだろう?」と思うことも多いはずです。
まとめ
今回は「後回し・先延ばしにしないコツ」を解説しました!
次回は「英文解釈の勉強法」を解説します!お楽しみに!