第22回【英検について】
今回は「英検取っておいた方がいいの?」という疑問を解消する回です。
結論から言うと、取っておいて損はないですし、計画的に試験対策をする練習になるので、「余裕があれば」チャレンジしてもいいでしょう。
今回の内容は他の英語民間試験にも当てはまるので、TEAPなどを考えている人も参考にしてください!
大学入試での英検スコアの使われ方
大学入試では英検スコアに4パターンの使われ方があります。
- 受験資格になる
- 英語のテストとして得点換算される
- 合計得点に加算される
- 英語の試験が免除される
早慶上智、MARCH、関関同立などの有名大学でも、英検利用入試があるので、その形式を選べるように準備するのは悪いことではありません。
詳しく知りたい人はこちらを参考に!
英検のメリット1:ペースメーカー
英検取得のメリットは2つ。
1つ目は「英検が勉強のペースメーカーになる」というメリットです。
大学受験では「いつまでに、何をできるようにする」という感覚が非常に重要。
高1高2は模試が少ないので「模試までに~をする」という風に模試をペースメーカーとして使いにくいですよね。
そこで模試の代わりに英検をペースメーカーに使うのはアリ。
「英検までに単語は~を、読解は~を、1次試験に通ったら面接の練習として~を」と計画を立てやすいのが大きなメリットです。
英検のメリット2:バランスよく英語の基礎力を伸ばせる
2つ目のメリットはバランスよく英語の基礎力を伸ばせること。
英検は、文法・語法・語彙問題、読解、リスニング、作文、スピーキング(面接)とバランスよく出題されます。
スピーキング以外は大学受験で必要になる人も多いので、高1高2のうちなら英検対策を通して、全体を伸ばす勉強をするのも良いですね。
受験が近づくと「受験に必要ないから」「必要なものしか勉強する余裕がないから」といった理由でリスニングや作文の勉強をしなくなることが多いので、高1高2のうちに総合的な英語力を上げる目的で利用するのはおすすめです。
英検の注意点1:早めに取るべき
英検の注意点は入試に関する点で2つあります。
1つ目は早めに取っておかないと苦労するということ。
英検利用入試を受けるなら、遅くとも高3の夏前まで、出来れば高2のうちに取得しておきたいところです。
一般と英検の両方の形式を対策するのはかなり大変なので、深追いするとどっちも中途半端になる可能性大です。
英検の注意点2:準1級以上でないと差がつかない
大学入試を意識した英検受験なら、準1級までは取らないと周りと差がつきません。
2級までしか取れないなら、一般入試に絞った方が効率的。
志望校が決まっていて英検が必要ない人は、わざわざ英検の勉強をせずに、志望校に出る内容を着実に勉強する方が効率的なのは間違いありません。
まとめ
今回は「英検」について解説しました!
興味があればSTRUXの英検講座もぜひチェックしてください。
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次回は「学校行事と受験勉強」について解説します!お楽しみに!