第22回【夏休みの勉強を反省&9月以降の勉強計画】
夏休みが終わったころだと思います。
夏休みを振り返ってみて、満足いく勉強はできましたか?
満足できた人も、できなかった人も夏休みの反省をして、学校が始まってからの勉強に備えましょう。
夏休みの成長した点をまとめる
まず夏休みに成長した点をまとめてみましょう。
「勉強時間」「勉強の質」など、成長した所は誰にだってあるはず。
例えば「勉強時間が6時間から10時間に伸びた」とか「苦手だった国語も集中して勉強できるようになった」とか。
上手くいかなかった部分ばかりに着目せず、まずは上手くいった部分を見つけてみてください。
成長が実感できれば、夏休み後に「もっと成長したい」という欲がわいてきます。
ダメな点ばかりを見つめた結果、やる気が失せることもあるので、成長からモチベーションを引き出しましょう。
さらに成長したい点をまとめる
その上でさらに成長したい部分はどこか考えましょう。
以下のように成長するための「行動」までセットで考えてみるといいですね。
「勉強時間を伸ばしたい」
→休憩時間を減らすためにスマホは電源を落として勉強する
「勉強の質を高めたい」
→解説を読むときにも時間を計って追い込まれながら勉強する
「苦手科目をなくしたい」
→英語の勉強時間を伸ばすためにスキマ時間に英単語を勉強する
「調子のいい日と悪い日の波をなくしたい」
→起きる時間と寝る時間を決める
「頑張る」といった根性論ではなく、具体的な行動案を出す癖をつけるようにしましょう。
数字を使って反省
数字を使って反省することも大事です。
夏休み全体を通しての計画実行率を計算してみましょう。
勉強時間が足りていなかった場合には、計画よりも勉強時間が減ってしまった原因を洗い出して、それを1つずつでいいので潰す必要があります。
たとえば「勉強時間は足りていたけど、想定よりも参考書が進まなかった」場合は、立てた計画が甘かった可能性が高いですね。
9月以降の勉強計画を立てるときに、1時間あたりに進むスピードを見直すようにしてください。
夏休み以降は「平均すると1時間で3ページ進む」といった「具体性ができるだけ高い計画」を作れるといいですね。
9月以降の勉強計画を立てる
夏休みの勉強をしっかり反省すれば、9月以降の勉強計画は夏休み前と比べると精度を高められます。
特に時間あたりに進む量の予測精度が上がっているはずなので、ペースを意識して計画を立ててみてください。
また「いつから過去問メインの勉強に移るのか」は外せないポイントの1つ。
遅くとも11月ごろからは滑り止めレベルの大学の過去問を始めたい所です。
まとめ
今回は「夏休みの勉強を反省&9月以降の勉強計画」について説明しました!
しっかり反省してより効率的に勉強を続けていきましょう。
次回は「学校ありの生活リズム&過去問スタートの時期」について解説します!お楽しみに!