学校の課題が多く大変だったので、毎朝友達に解答をみせてもらうことが日課でした。
こんにちはSTRUX編集部の井出です!
学校の課題が多く受験勉強と両立ができない!
課題は提出をしないと先生に怒られてしまうし、でも苦手分野のために自学自習の時間も欠かせない。
1日の勉強時間のほとんどが課題の処理に時間を費やしてしまい、受験勉強に時間を割けず悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
課題が多くて勉強が進まないのは高校生がよく悩む原因の一つです。
課題が多くて思うように勉強が進まないと「課題って意味あるの?」と疑問に感じてしまいます。
今回は、課題と受験勉強をどちらもバランスよく両立する方法をお教えします。
そもそも学校の課題は受験勉強に意味があるのか?
学校の課題が多すぎて受験勉強が進まないと、課題に対してストレスを抱えてしまいますよね。
勉強時間のほとんどを課題に費やしてしまっている人であれば、課題って意味あるの?」と疑問に思ったことがある人もいるのではないでしょうか。
学校の課題に意味があるかという疑問にお答えすると
それは学校で出される課題の質や人によって異なります。
課題は、各教科の先生がみなさんの成績向上のために考えて課題を出してくれています。
どのように課題を出しているかに関しては、先生や学校の方針によっても様々です。
基本方針としては、クラスの成績をみた苦手範囲や、時期を見据えて必要な勉強を考えてくれています。
みなさんの成績の向上について教師側も一生懸命考えて課題を出してくださっています。
ただ、あくまでクラスの苦手範囲などをみて課題を出しています。
多くの人によって課題は苦手な範囲の復習などになります。
しかし一定数の生徒には、自分の勉強にとって必要な範囲ではない部分の課題も出題されることはどうしても出てきてしまいます。
自分にとって必要な勉強は、人それぞれ、違います。
時期や、成績によってもどんな勉強をするのか変わってきます。
そのため課題を出す先生の方針もありますが、課題は個人よりもクラス全体のことを考えられて作られたものです。
そういった生徒個人でのことを考えると、課題に意味がある人もいれば、そうでない人がいるのも確かです。
けど、あんまり勉強が進んでないんだよね…
課題内容が合っていないと、課題に対して疑問を抱えてしまう生徒もいると思います。
そんな人は、自らで今何を勉強するのか考える必要があるかもしれません。
課題を優先するのか受験勉強を優先するのかは自分で決めるべき。
高校生の中には課題に意味を見出せなくなってしまう人もいるかもしれません。
ただ課題をこなすだけで、勉強になっている気がしない。
このような状態でただ時間を失ってしまうのはもったいありません。
必要な勉強に時間を割けていないのであれば受験勉強を優先するのも一つの手段です。
ただし課題よりも優先すべき勉強を自身で理解しておく必要があります。
そもそも勉強は成績をあげて志望校に合格するために行うものです。
課題が最大限成績に繋がらない人もどうしても出てきてしまうのは事実です。
そんな人は自分が何を勉強するべきか理解できているのであれば、自分の成績を上げるために、受験勉強を優先するのもアリです。
実際のところ学校から出された課題をこなすだけでは成績はなかなか上がりません。
なぜなら何を勉強しなくてはいけないのかは人それぞれです。
人によって志望校の出題傾向も苦手範囲も違います。
だから課題だけではなく、自分の勉強もしっかりと進めなくては出題範囲の広い大学受験を乗り切ることはできません。
自分にとって苦手な範囲や必要な勉強をした方が成績に直結するはずです。
ただし、課題よりも優先すべき勉強を自身で理解している必要があります。
課題を意味ないと決めつけて適当に勉強をするならば、課題をしっかりやりきった方が自分のためになります。
自分にとって必要な勉強内容なのかどうか、しっかりと見極めることができなくてはいけません。
課題を優先するのか、受験勉強を優先するのかは結局自分次第です。
締め切りや提出の必要が無い課題で自分にとって必要ではない課題であれば、受験勉強を優先しても構わないでしょう。
例えば、数学の得意な範囲の計算問題や、古文の助動詞の活用など既に覚えている範囲の課題であれば、受験勉強などを優先しても良いと思います。
しかし、提出が義務づけられていたり、課題の答え合わせなどを授業でする場合の課題もあるはずです。
そんな中、全く課題をせずに受験勉強だけ行うのは先生からの目もあり、学校生活にも支障が出る可能性があります。
課題に対してあまり意味を感じていない人であれば強制力の高い課題をするのは受動的な時間に感じてしまいます。
課題と受験勉強の両立ができないと、悩んでしまったり、ストレスも溜まってしまいますよね。
そんな課題と受験勉強の両立方法をここからはお教えします!!
受験勉強と課題を両立する方法とは?
ここからは、課題が作業になってしまい、受験勉強に時間を割けず悩んでいる方に向けて課題と受験勉強の両立方法をお教えします!
課題に意味を見出せなくなってしまうその原因は、課題内容が自分に合っていないと感じ課題が作業になってしまっていることです。
課題内容が自分に合っていないと感じる点は、「自分にできる内容」もしくは、「自分ができない内容」です。
この2パターンに対してそれぞれ課題と受験勉強の両立方法をお教えします。
できる範囲の問題は制限時間を意識する。
既に、自分が得意な範囲や、勉強する必要が無いと感じる勉強でも課題を通して受験勉強の対策ができます。
既にできる範囲の勉強を繰り返すことでも学びにはなります。
しかし、大学受験では様々な問題を幅広く解けることが重要ですが、もう一つ重要な要素があります。
それは、問題の処理速度です。
大学入試には、時間制限があります。
いくら問題が分かっても一問を解くのに時間がかかっていては、問題数の多い試験で高得点を目指すことは難しいです。
問題の理解度と問題の処理速度をどちらも高めることで受験で高得点を出すことができます。
既にできる範囲の課題は、この処理速度を高める練習になります。
課題に取り組む前に時間制限を設けて、時間内に早く正確に解ける勉強を心がけましょう。
数学の計算問題や英語や古文の長文問題などは特に意識して課題に取り組んでみると良いと思います。
できない範囲の問題は、解答を確認しつつ基本や問題の原理を理解することを意識する。
できない範囲の問題は、課題を終わらせるのにやっとで時間もかなり費やしてしまいます。
基礎の理解が足りないことで考える時間が増えたり、問題を解く要領なども掴めていないからです。
そして、できない範囲の課題をする時は、勉強の仕方に注意する必要があります。
できない問題をいくら、繰り返し取り組んだとしても考える時間ばかり多くなってしまい定着しません。
これは基礎ができていないのに、演習問題に取り掛かっているようなものです。
できない問題の課題は、ただ問題を解くだけでは意味がありません。
勉強の仕方を変えましょう。
できない問題は基礎が定着していなかったり、問題の原理への理解度が低いことにあります。
10分~15分問題を考えてわからない場合は、解答を確認して、問題の解き方を覚えたり、基礎や原理の理解を深めることを意識しましょう。
課題の答え合わせもその場で行い、間違った箇所はまた解答を確認してできない問題を無くすように勉強しましょう。
できない範囲の課題は、ただ作業として終わらせてはいけません。
そんな時は課題を中心にして対応する範囲を深くまで理解するように勉強を行うと良いでしょう。
数学の公式がわからない場合や理社科目の基礎的な暗記部分がわからない場合は、参考書や教科書を見ながら基礎や原理を理解しながら課題をするといいでしょう。
課題へ取り組む意識を変える
課題に時間を多く費やしてしまったり、内容的に合っていないと感じてしまうと課題がただの作業になってしまいます。
この作業をこなす意識で課題をやっていると、本当に意味がなく時間が勿体ありません。
課題をする際に意識することがあります。
それは、できるようになることを意識して勉強することです。
課題の内容が苦手な範囲で「できない問題」の人は問題を解けるようにすること。
「できる問題」の課題内容の人は、より早く正確に解くことができるようになることを意識して勉強をしましょう。
目的意識を持って勉強するだけで、課題の重要性が変わってきます。
ただ課題をこなすだけでは、それこそ時間の無駄です。
課題一つでも工夫をすれば、普段の課題よりも多くの学びを得ることができるはずです。
課題をする際は、必ずできるようになることという目的意識を持って課題に取り組むようにしましょう。
課題と受験勉強の両立の方法についてお教えしました!!
課題になかなか意味を見出せずにいた人はぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?
課題も受験勉強もやらされていては、ただの作業になってしまいます。
受動的に勉強するのではなく、能動的に今の自分がすべき勉強とは何か日頃から考えておく必要があるかもしれません。