高校2年の後半になると、学校で受験の話題が出始めて焦りが生まれる時期でしょう。
周りも勉強し始めて「このままじゃやばいな…」と感じ、とりあえず自分も勉強し始めようかな、と動き始めると思います。
とりあえず計画を立ててこなそうとしても“無理な計画に苦しめられたり”“勉強しようと思ってもだらだらしてしまい”結局達成出来ずに終わってしまいます。
自分で正しい計画を立てても、その計画通りに勉強出来ない学生は多いのです。
ではどうすれば志望校に合格するための受験計画を立てられるのでしょうか?
この記事では受験計画をやりきれない理由と、計画倒れせず達成するためのコツを紹介します。
計画を立ててもやりきれない理由
受験計画を立てても第一志望に合格出来ない学生が後を絶ちません。
なぜなら計画を予定通りにこなせる学生はほとんどいないからです。
ではなぜ、計画を立ててもやりきれないのでしょうか?
以下では計画を立ててもやりきれない主な3つの理由を紹介します。
計画がざっくりしすぎている
せっかく受験計画を立てても、内容がざっくりしていては意味がありません。
ざっくりしすぎているとなんとなくで進めてしまったり、「明日多めにやればいいや!」という思考になります。
なんとなくで勉強していても間に合えば良いのですが、多くの場合あっという間に受験直前期になってしまいます。勉強量が間に合わずに不合格になってしまう受験生が後を絶たないのです。
受験期間は有限です。
限られた時間だという事を意識していれば
「今何を勉強するべきなのか?」
「今月はどこまで勉強するべきか?」
など合格までやるべきことが明確になります。
第一志望校に合格する為には、毎日やるべきを明確にする必要があるのです。
達成できない無理な計画になっている
「やる気があればちょっと厳しい計画でも達成出来るでしょ!」
と気合を入れたばかりに、詰め込んだ受験計画を立てがちです。
しかし、最初に決めた受験計画の大半は達成しません。
なぜなら参考書が理解出来ずにつまずいてしまったり、集中力が続かずになかなか勉強が進まなかったりなど、思い通りに受験計画が進まない事の方が多いからです。
また、計画通りに進まないと「無理な計画だから達成出来なかった」と、自分に都合の良い言い訳を作ってしまいます。
言い訳する事で「受験計画は達成出来なくて当たり前。」と自分自身に刷り込んでしまう事でどんどん「なんとなく」でしか勉強しなくなってしまうのです。
誰も計画の進みを管理してくれない
大学受験で一番重要なのは自己管理です。
志望校に合格するためには勉強を継続しなければならないので、
いかに怠けないようにこつこつと勉強し続けられるかが重要となります。
特に独学で勉強する場合、受験計画を自分で管理する必要があります。
しかし、人間は想像以上に自分に甘えてしまいます。
「疲れたから5分だけ集中しよう。」
「少しだけゲームしてリフレッシュしよう。」
などと誘惑に負けてしまい、そのまま勉強を投げ出した経験はないですか?
しかも誰も受験管理をしてくれないので、自分に甘えてだらだら勉強してしまうのです。
受験計画を達成するために気をつけるべき3つのこと
ここまで「受験計画をやりきれない理由」「計画倒れしてしまう理由」についてお伝えしました。理由がわかったところで、これを「どう解消していくか?」というところについて触れていきましょう。ここでは3つの「計画をやりきるコツ」を紹介します。
なるべく具体的に計画を立てる
受験計画を達成するためには、なるべく具体的に立てる必要があります。
計画が具体的であれば
- 目の前の勉強が試験本番にどうつながっているか?分かるから安心して勉強出来る。
- どの科目をどれくらい勉強すればいいか?分かるからやる気が上がる
- 毎日のやるべき勉強内容がはっきりするために余計な悩みが生まれずに勉強に集中出来る
- 科目の得意不得意によって学力に差が生まれにくい
などのメリットがある為に、より計画的に受験勉強が出来ます。
さらに、具体的な計画のために「自分が今どれぐらい志望校合格に近づいているか?」など現在地がわかるようになります。現在地がわかることで勉強進捗に合わせて軌道修正がしやすくなり、より最適な計画作りをすることが出来るのです。
具体的に立てるにはまずは“第一志望校”、“目標点数”を決めましょう。
ゴールが明確でないと勉強する目的がはっきりしません。「何を目指して勉強するか」というゴールを明確にするために、まず第一に志望校を決めます。そして、その第一志望合格に近づいてるか確かめられるように具体的な計画を立てましょう。
達成できるかできないかくらいの計画にしておく
受験計画はさじ加減が大事です。
あまりにも無理な計画は達成出来ずに負け癖が付いてしまったり、
簡単に達成出来る計画だとそもそも勉強時間が不十分の可能性があります。
達成出来るか出来ないかくらいの計画にするのがベストです。
達成するかギリギリの計画であれば本気で勉強に取り組めます。
本気で勉強すれば達成する計画なので、どんどん勝ち癖が付いて計画通りに勉強することが当たり前になります。
たとえその日は達成出来なくても“次に活かす為の反省“を行う事で、次の日はより効率良く勉強出来るのです。
自分に適度な負荷を与える事で学力をどんどん上げていきましょう。
1日のスケジュールを決めておく
上記では「受験勉強を具体的にしましょう」と記載しました。
しかし、年間計画を達成するために更に具体的に立てる必要があります。
ではどこまで具体的にすれば達成出来るのでしょうか?
それは毎日やるべき勉強が明確になっていることです。
「今日は参考書の何ページまで終わらせる。」
「今日は英語と数学を勉強する。」
など、後は計画通りに勉強するだけで第一志望校に合格出来る状態にするのが理想です。
そこまで具体的にするためには、一日のスケジュールを決める必要があります。
今日何をやるか決めたら、実際にタイムスケジュールを作って時間通りに取り組みましょう。
例えば休みの日は午前中に必ず英語を行うとか、18時までには参考書を何ページまで終わらせるなど、なるべく具体的なタイムスケジュールであればいいでしょう。
自分で無理なら管理してもらうのも手!
しかし、自習になるとどうしても自分に甘えてしまう受験生も少なくありません。
どうしても自分で管理できないなら、受験計画を管理してもらえる塾を利用するのも手でしょう。
最近は受験計画を管理してくれる「学習管理型」の塾も増えています。
今の現状や学力、第一志望校などを聞いた上で“あなただけの受験計画を作ってくれます。”
更に毎日の勉強報告などしっかり管理されるので、計画を立てるだけでなく「やりきる」体制が作られます。
受験のプロに計画を管理して貰うことで、勉強の習慣づけができ、志望校合格により近づくのです。
計画倒れしない!最後までやりきることにフォーカスした学習塾
そんな「学習管理型」の塾の中でも、毎日「こなせる」計画の作成と、やりきれているかどうかの管理に強いのが「学習塾STRUX」です。
学習塾STRUXでは、毎週の面談内で1週間の計画を立てます。例えばこういうような感じで、「どの参考書を」「何時間」「何ページ」というところ、そして「どういうやり方で取り組むべきか」まで立てるため、授業を受けるだけで「手を付けやすく、やりきりやすい」計画が手に入るようになっています。
計画をやりきれない一番の理由は、前にも書いた「ざっくりとした計画になってしまう」というところです。ここをトレーナーに立ててもらうことにより、「あとはやるだけ」の具体的な計画をやりきることにつながります。
そして、毎週計画を作るので、「この参考書はなかなか終わらない」「難しすぎるから少し無理な計画になる」ということもありません。
もうひとつ、学習塾STRUXがやっていることが、「毎日の学習管理」。
学習記録アプリ「Studyplus」の塾向けサービスと連携しているので、トレーナーが毎日の勉強時間を把握することができます。
勉強時間が予定より少ないとメッセージ機能を通して声掛けをしたり、うまく行かない日にメッセージでアドバイスをもらったりと、授業以外でも勉強を細かく管理してもらえるので、「やる気が出なくて進まなかった」「1週間無駄にしてしまった」ということが少なくなります。
そもそも学習塾STRUXは「全科目トータルで勉強を管理するコーチング型の塾」なので、計画を立てて管理する以外にも、質問対応や添削、入試問題の解き方の演習授業など受験に必要なさまざまなサービスをセットで提供しています。
これらについてはホームページで確認してみてください。
そして、もっと詳しく知りたい!という方はぜひ、無料体験を受講してみることをおすすめします。
これはどこの塾にも言えることですが、実際に見てみて、講師からの話を聞いてみないことには、「自分のスタイルに合った塾か」ということはわかりません。
学習塾STRUXの無料体験では、塾のサービス説明はもちろん、実際に志望校と学力の差を分析し、実行できる週間計画・年間計画を作っていきます。
授業はすべて1対1なので、体験内で実際に自分にあった「計画倒れしない方法」「計画をやりきれない悩みの解決法」を知ることができます。
無料体験だけの利用もOKです。お気軽にご活用ください!