高校2年生を迎えると、人によっては徐々に受験について意識することが多くなるでしょう。高校3年生になるとほぼ受験一色になりますよね。
志望校に関しては、受験一色になってから決める方もいれば早めに決める方もいるかと思います。
どのタイミングで志望校を決めるにしても、きちんと目標を定めてそこに向けた勉強をすることが大切です。
しかしほとんどの方は、1〜2年先を見越して勉強してきた経験は少ないのではないでしょうか?このくらい長期戦になると、計画を立てて取り組まないとあとから面倒になります。
大学受験は高校受験とは違い、よりきっちりと志望校に向けた勉強が重要です。先が見えづらい長期戦だからこそ、現状できる範囲でしっかり対策していきましょう。
「志望校に向けた勉強」がなぜ大事なのか?
ではなぜ、よりきっちりした勉強が必要なのでしょうか?理由はシンプルで、『志望校と現状の学力によってやるべき勉強が全く違うから』です。
受験勉強とは、志望校に必要な学力と現状の学力のギャップを埋めるために行うもの。なので、大学のレベルによってやるべきことが全く違います。
しかもレベルだけでなく、必要な受験科目すらも違うのでそこに照準を合わせた勉強をするのが必須なのです。
志望校が決まったらまず何をやるべき?
では志望校に向けた勉強をするにしても、具体的に何をすれば良いのでしょうか?
志望校の科目ごとの合格最低点を調べる
まずは前提として、志望校を決めるというのは『学部学科まで決める』ということなので注意しましょう。
なぜなら、そこまで細かく決めることによって『科目ごとの合格最低点』を調べることができるからです。
ではなぜ『科目ごとの合格最低点』を調べなくてはいけないのでしょうか?
先述の通り、受験勉強は志望校と現状のギャップを埋めるために行うものです。この『ギャップ』というのは具体的には点数のことを示します。
なので『ギャップを埋める=足りない点数分だけ伸ばす』ということ。そのため科目ごとに『最低何点取れれば合格できるのか?』を把握しておかなければいけません。
ここで合格最低点を把握しておくことで、現状の学力とのギャップを求めることができます。そのギャップを基に受験計画を立てるんですね。
合格最低点は『パスナビ』などのサイトや各大学のHPに掲載されているので、きちんと確認しましょう。
では自分の現状はどのように知るのでしょうか?
志望校の過去問を見て、できれば解いてみる
自分の現状は、志望校過去問を解いてみることでわかります。今の自分がどれだけ『解けないのか』を把握し、そこからどのくらい点数を伸ばすべきか、検討しましょう。
きっとこう考える受験生も多いでしょう。しかし過去問は本格的に勉強を始める前に一回は解いておくべきです。
模試などでも自分の現状の学力は把握できますが、ベストは過去問を解くこと。いずれ自分が受けるべき問題形式や内容を把握しておくのは決してムダではありません。
それに、ここで点数が悪くても全く気にしなくても大丈夫です。大切なのは、試験当日までに合格ラインに到達すること。現時点で解けなくても全く問題ありませんよ。
志望校で問われる範囲・レベルの勉強はなにか知る
過去問を解いて、自分の現状だけでなく『志望校でどんな内容の問題が出題されるのか?』も把握しましょう。
問題形式や出題範囲は大学ごとに違います。例えば、英語のリスニングは大学によって使わない場合もあるので、必要なければ勉強する意味がありませんよね。
それに、英語長文がメインの試験を受けるのに単語の勉強ばかりしても非効率です。全く無駄ということはありませんが、それが原因で読解力をつけるための勉強が疎かになっては本末転倒ですよね。
なので、志望校に関係ない範囲や形式の演習を積んでもあまり意味がありません。
限られた勉強時間の中で不必要な勉強に取り組まないためにも、自分に必要な勉強をしっかり把握しましょう!
現状の学力から計画を立ててみる
『現状の学力』と『志望校の合格最低点』、この2つが揃って受験計画を立てることができます。
受験計画は志望校から逆算して立てていきましょう。試験当日までに、必要な受験科目で合格ラインに到達できるよう勉強していくことが大切です。
具体的に点数ベースで目標を立てているので、そこからさらに教科の出題分野ごとでどのように点数を伸ばすか考慮していきましょう!
志望校の分析から対策の仕方まで、プロに頼むのもあり!
そうですよね、やり方だけ教わってもいきなりそれを実践するのは難しいです。
しかも受験計画は長期。例え立てられたとしても、それを自分一人でこなせるかどうかは別問題です。
勉強する中で生まれた疑問点を自分だけで解決できる受験生は多くありません。そもそも誰かに管理してもらわなければ簡単にサボれちゃいますからね。
そういった場合は、受験計画のプロに頼んで指導してもらうのが一番です。
学習塾STRUXには受験計画を確実にこなすためのサポートが充実しており、計画作成の段階から専任講師がマンツーマンで指導します。
受験生の現在の得手不得手などを細かくヒアリング。志望校に合わせて、『どの参考書を』『どういうやり方で』『どういう順番で』『どういう勉強方法で』取り組むかを細かく設定します。
毎日やるべきことを明確に落とし込むので、机に座ってすぐ勉強できる状態を作ることができるのです。
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