東大といえば、言わずと知れた日本のトップ大学です。もしお子様が志望校としているのであれば、親としては全力でサポートしてあげたいですよね。
しかし「東大」と聞くと、そのネームバリューゆえ必要以上に構えてしまう方も多いのではないでしょうか?確かに、東大は偏差値的に国内トップ。政治家や起業家をはじめ、国内の中枢を担うような人物を多数輩出していますからね。そうなるお気持ちもわかります。
そんな屈指の難関校を目指すとなれば、保護者としてはせめて万全の体制で勉強させてあげたいと思うもの。勉強を教えることが難しいのなら、塾くらいは東大を確実に目指せるようなところに行かせてあげたいですよね。
とはいえ、受験への知識がない状態だと具体的にどういう基準で塾を選べばいいかわかりません。東大用の勉強方法もわからないし、そもそもどういうシステムの塾なら東大を目指しやすいのかもわからない方が大多数です。それに、大手の塾はたくさんああるがどこも同じに見える、という方もいるでしょう。
この記事では、そんな東大志望の受験生を持つ保護者様に向けて『東大を狙うなら行かせるべき塾』についてご紹介します!
東大は難関校であるが対策はすでに取られている!
先述の通り、東大は国内屈指の難関校。その影響で構えてしまう方も多いですが、きっちり対策を立てられれば、(もちろん絶対ではありませんが)東大合格ラインに近づくことは十分に可能です。
東大は研究し尽くされているので対策が立てやすい!
ではなぜそのように言えるのでしょうか?それは東大が難関校ゆえに長年研究し尽くされてきたからです。
ネームバリューが大きいゆえに、東大を目指す受験生は毎年何万人もいます。それだけ受験人数が多いということは、今までも何人もの受験生が東大合格に向けての対策を立ててきたということ。
そうした先人が立ててきた東大対策知識を正しく身につければ、東大は「絶対に合格できない」という大学ではありません。もちろん難しいことに変わりはありませんが、雲の上の存在であるという認識は取っ払っても問題ないのです。
東大に行きたい人が塾・予備校探しで押さえるべき3つのポイント
では東大を狙う受験生はどういった基準で塾を選べばいいのでしょうか?主なポイントは3つです!
東大受験生の得手・不得手に合わせた指導をしてくれる塾か?
東大入試の特徴は、『幅広い分野の知識が要求される』ということです。
難問・奇問はほぼ出題されません。その代わり教科書の基礎が徹底的に頭に入っているかを試される傾向にあります。そのためボリュームが多く、ただ漠然と問題をこなすだけでは間に合いません。
さらに文系か理系かでも科目の配点比率が違うため、それらを考慮しながら受験生の得手・不得手に合わせた勉強計画を立てる必要があるのです。
例えば『文系志望で数学が得意だ!』という受験生がいたとしましょう。その場合の各科目の目標ラインは以下のようになります。
- センター/共通
- 750点→82.5点
- 英語/li>
- 70/120点
- 数学
- 60/80点
- 国語
- 60/120点
- 社会1
- 40/60点
- 社会2
- 40/60点
- 合計
- 352.5点
また『文系志望で英語が得意だ!』という受験生の場合は以下のような点数目標になります。
- センター/共通
- 750点→82.5点
- 英語/li>
- 100/120点
- 数学
- 30/80点
- 国語
- 70/120点
- 社会1
- 35/60点
- 社会2
- 35/60点
- 合計
- 352.5点
このように受験生の得手・不得手によって、目指にすべき点数は違います。もちろんこれはかなり単純計算したもの。理系を目指す場合はさらに違ってきます。
これでもし、苦手な数学を放置して得意な英語ばかりに取り組んでしまった結果、数学の幅広い問題を予想以上に解けなかったらどうなるでしょう?
あるいは苦手な英語への取り組みが疎かになり、得意の国語の点数でもカバーできないくらい悪い点数を取ったらどうでしょうか?
いくら得意科目があっても、苦手教科の問題量も同じように多い以上、こうしたことが起こる可能性は十分あります。
これを避けるために、きちんと筋道を立てて『得手・不得手のバランスを考え、計画的に勉強に取り組める環境を作れる塾なのか?』ということが大切!
そのためには、自分の得手・不得手と照らし合わせて、どういった勉強をするべきかを逆算して指導してくれることが必須なのです。
「東大が目標なら、ひたすらハイレベルな参考書を解こう!」という指導しかできない塾では効果が薄いので要注意です。
東大生や東大出身者が教えてくれたり、東大の事情を詳しく知れたりする環境
やはり現役東大生や東大出身者に勝る情報発信源はありません。
他大学でも一定の成績を取っていてば指導自体は可能です。しかし、実際の雰囲気や問題を解いてみた感触は受験した人にしかわかりません。それに『実際東大に入ってどうだったか?』という感想を聞けるのはモチベアップにも繋がりますよね。
東大の出題傾向を考慮し、必要な勉強だけに取り組める環境がある塾か?
先述の通り東大の試験問題は量が多いです。しかし傾向は比較的はっきりしているため、対策をしっかりと立てられれば決して解けないことはありません。
例えば英語の問題の場合。出題範囲は「英語長文の和文要約」「英作文」「リスニング」「和訳」「文法」「長文読解」など多岐にわたります。これらを120分で解くためには、普通に1問目から取り組んでいては間に合いません。解き方に戦略が求められるのです。
例えば、『リスニングが30分後に実施されることを考慮し、「得点源にしたい要約」「英作文」「和訳」など中断しても問題ないものをあらかじめ解いておき、リスニングが始まる5分前にはリスニング問題に目を通す』といった感じで考えます。
こうした対策を考えるためには、東大の傾向に精通している塾を選ぶことが必須!繰り返しですが、『東大を受けるなら難しい参考書をとにかく解こう!』というような指導しかできない塾を選んではいけません。
『東大』というネームバリューに圧倒されそうになりますが、正しく塾を選びきちんと対策できれば合格確率を上げることは十分可能です。
東大向けの塾にも指導スタイルがあるので自分に合ったものを選ぼう!
もちろんこれらの要素を備えていても、自分の受験スタイルや勉強スタイルには合わない塾もあります。
人によっては、モチベアップは必要無いとか、対策も自分で立てられるという受験生もいるでしょう。
その場合は無理に東大関係者のいる塾に行く必要はありません。大切なのは自分に合っているかどうかです。
授業型か個別指導型か、オンラインか通塾か、などお子様の好みもあると思うので、まずはどういった塾なら合いそうかということを考えてもいいでしょう。
東大受験でおすすめ!塾・予備校3選
ではここからは、東大受験にオススメの塾をご紹介します!
河合塾
まず大手では河合塾が有名でしょう。東大受験生向けコースが設置されており、さらに『東大塾』という東大に関する情報を掲載指定ほど力を入れています。
他にも早大塾や京大塾などもあり、一通り有名大学への対策ができているようです。
また、東大入試オープンという東大を想定した模試も定期的に開催しており、その後のフォロー講義なども行なっているため東大対策にはかなり有効的でしょう。
さらに河合塾の本郷校は東大に物理的に近く、モチベーションを上げるという意味でもかなり東大受験に強いといえます。
ただし、基本的には授業形式の指導のため、志望校に向けた勉強をやろうと思ったら自習時間をしっかり活用する必要があります。
この自習時間で自分のやるべきことがわかれば良いですが、授業を受けるだけで満足してしまうようだと活用できない恐れがあるので注意です。
ここの自習時間は誰かに管理してもらうわけではないので、ある程度自制心が必要になります。
東進
東進も有名な大手塾です。東大特進コースでは、国語の林修氏を始めとした、著作多数の有名講師による授業を見ることができます。
東大二次対策に絞ったカリキュラムなので、東大絶対志望の受験生にはうってつけの塾といえるでしょう!
有名講師が行なっている授業だけありレベルはとても高いです。それを映像で全国どこでも見れるというのは魅力的ですね。
しかし東進もあくまで授業メイン。映像授業で必要な知識を手に入れたら、そこから先の『自分の現状に落とし込んだ自学自習』もしなくていけません。
これを行えるなら良いですが、自分一人で疑問点等も解決しながら進めるのはなかなか難しいです。東進にも講師制度はあり定期的に勉強の様子は見てもらえますが、完全なマンツーマンではないので、そこまで細かく見てもらうことはできないでしょう。
STRUX
最後に学習塾STRUXご紹介です。まだ知名度は高くありませんが、実は東大受験に向けたサポート体制が非常に整っています。
そもそも学習塾STRUXというのは、完全個別指導塾です。受験生一人一人に合わせた受験計画を作成し、自学自習のための環境を整えた上で、オンラインによる24時間体制のバックアップを行なっています。東大受験ではやるべき勉強がかなり多いです。それを考えると、こうした自学自習の管理はやることが多い東大受験において心強い味方になるでしょう。
疑問点をいつでも解決できるので、受験生に必要な自学自習をするための強い味方になるでしょう。
このサポート行う講師はほぼ現役の東大生!受験生とそこまで年齢が変わらず、現在の東大にも詳しいのでかなりモチベーションアップに繋がるでしょう。
受験勉強についても、講師の合格体験談や勉強時に気をつけたことなどを聞けるので、より勉強へのイメージが湧くかと思います。
また塾独自の「演習ゼミ」でも東大の問題を扱っており、東大生の講師達が細かく添削してくれるので安心です!
さらに学習塾STRUXの塾長も東大出身者。年齢もまだ若く、受験生にかなり近しい目線で指導をすることが可能です。
ここまで見ると東大専門の塾のように思いますが、もちろん東大志望者以外も大歓迎!
学習塾STRUXには東大受験に強い体制が整っていますが、受験計画への考え方などはどの大学でも通用する内容です。
志望校がどこであっても、そこに照準を合わせたサポート行うことが可能なのですね。
もちろん最初はそのように感じるでしょう。
そのような方に向けて、学習塾STRUXでは実際のコンテンツを試せる無料体験をご用意しています。
無料体験で試せるのは以下の内容です!
- ヒアリングを基に参考書リストと総勉強時間の算出
- 年間計画作成
- 週間計画作成
- 解き方や考え方のレクチャー
- 計画の活用法のレクチャー
- 参考書では補えない考え方を身につけるための『演習ゼミ』
普段提供しているコンテンツをそのまま体験していただけるため、こちらを受けるだけでも勉強に対する考え方が変わるかと思います。
この無料体験で学習計画を立てるだけでも、今後の財産になるのは間違いありません。無料体験だけ受講されて、「合格しました!」と報告してくださる人も毎年いらっしゃいます。
なので無料体験だけの受講も大歓迎!もちろんインターネットでの受講も可能です。少しでも興味を持っていただけたら、是非無料体験にお越しください!