入試改革によってセンター試験から共通テストに変わることで様々な変化が起こっています。共通テスト社会は配点や問題構成などに大きな変化はありませんが、出題される問題に多少変化が出てきているので確実に押さえて対策をしましょう。
この記事では共通テスト社会の変更点と対策を紹介します。
*2020年3月現在の情報です。共通テストの出願・出題の詳細については2020年6月30日までに発表されます。
*2018年実施の共通テストプレテストをもとに分析しています
共通テストの社会における変更概要
共通テスト社会は問題構成や配点などはセンター試験と比べ大きな変化はありません。
求められるレベルも変わりませんが、出題傾向に多少の変化が出てきているので必ず押さえておきましょう。
前もって確認しておくことで日頃の勉強から意識して対策することができます。
共通テストの社会における変更点の詳細について
共通テスト社会の出題傾向は資料問題や図表、地図を利用した問題が増えるでしょう。
入試改革によって「思考力、読解力」をより強く問うため資料の読み取りを意識した問題構成になっています。
例えば、「日本史の問題で資料から何のことを述べているか読み取り、その出来事について答える」という問題や、「地理でみたことのない資料・図表が出て、それについて答える」「世界史で地理のようなデータをもとに答える」という問題が出ます。
2024年から記述問題導入の可能性あり
現在は全てマークシート式の問題ですが、2024年から記述式問題の導入が検討されています。
全体的に検討段階なところが多いため、社会はあまり変更点はないとたかをくくらず常に情報収集を行うようにしましょう。
共通テスト社会の対策について
あまり変更はないので、特別な対策法はありません。
図表問題が増えるため、これまで以上に様々な図表問題に目を通すことは重要になってきます。
しかし、だからといって全ての問題を覚えようとする必要はありません。
「なぜこのようなデータになるのか?」「この地図の時代はどういう時代だったか?」と、習った知識を紐付けていくことが非常に重要になります。
単語をただ覚えるだけでなく、資料集などを使ってその単語についての背景などを深く理解することで、時代の流れが結びつきデータや図表の問題が多く出てきたとしても正確に対処することができるでしょう。
基本を入れたらセンター過去問で演習と共通テスト予想模試やテキストに触れて対策をしておきましょう。
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