第4回【年間計画&週間計画の立て方と改善】
今回のテーマは「年間計画と週間計画の立て方と改善」です。
前回、事前準備の4つのステップについて説明しました。
- 志望校について調べる
- 現状の学力を把握する
- 目標点数を決める
- 必要な学力レベル・勉強量を把握する
今回は、それが出来ている方向けに「年間計画作成」「週間計画作成」「計画改善で見直す点」を説明します!
テスト・模試の日程に合わせて年間計画を作る
テストや模試がいつ頃行われるかは調べられます。
テストAまでに「参考書aの1周目」「参考書bの2周目」などと各科目の目安を決めておくといいですね。月ごとにパッと見て分かる状態になっていればOKです。
ちなみにテスト前1週間はテスト勉強の時間を確保し、テスト後と模試後も復習に使う時間は先に計算に入れておくと良いですね!
かなり大雑把でも問題ありませんが、それぞれの参考書が最低でも2周、できれば3周できるペースにしておきましょう!
数学の例がこちら↓です!テストや模試周辺はあなたの状況に合わせて、より細かく書き込んでも良いかもしれません。
もちろん全科目セットを作りましょう!
週間計画を作る
月ごとの大まかな計画がわかっていたらそれをまず週単位に落としてみましょう。
テストなどのない月は月の分量を4で割ればOK。
テストや模試がある場合には3で割ったり、2.5で割ったりして週の目標を作ります。
それを曜日ごとに割り振っていきます。
できるだけ毎日同じような日程で勉強する方が習慣がつきやすいですが、部活や習い事が曜日によって異なることがあるでしょうし、平日と休日では勉強時間が異なって来るのは当たり前ですので、それらも踏まえて調整しましょう。
時間割と時間あたりに進む量を決める
計画は曜日ごとに立てるだけでは不十分。
16時から16時半まで、参考書aを5問解いて、その後5分休憩したら、16時35分から~
という風に時間割を作ってみましょう。
最初のうちは限界まで勉強するような形で予定を組んでしまうと、失敗が続き、モチベーションが下がる可能性があるので、1日数時間は余裕のある計画から始めましょう。
学校の時間割と同じような形式で各曜日ごとに作ればOKです。
その際には、時間だけでなく各教材がどれくらい進むか、進む量の目標も作っておくといいですね!
計画は改善が一番大事!!
年間計画も週間計画も改善が1番大事です。
大事なのは「時間」と「量」との両面からデータを取っていって、修正していくこと。最初からうまく行くと思ってはいけません。
よくあるのは「思っていたより時間がかかった」という話。
勉強時間を増やして後ろ倒しを出来るだけ避けたい所です。
絶対に確認したいことは次の5つです。
- 時間あたりに進む量が適切か?
- 教材の難易度は適切か?
- 計画通りの時間割で行動できたか?
- そのペースで年間計画通りに進むか?
- 休憩時間と勉強時間の比率は丁度良かったか?
大事なことなので改めて。
最初からうまく行くと思ってはいけません。毎週・毎月修正しましょう!
まとめ
今回は「年間計画作成」「週間計画作成」「計画の改善方法」について解説しました!
次回は「参考書の選び方」について紹介します!
お楽しみに!