第10回【部活が忙しくても頑張る時期】
4月も中盤になってきました。
受験生になったのは良いけど、最高学年になったから「今は部活が忙しい」といった人も多いはず。
この公式LINEに登録してくれている皆さんなら「受験勉強は部活が終わってから」とは考えていないと思いますが、それでも敢えて部活と勉強の両立について詳しく切り込んでいきます!
今の時期、受験勉強を既に始めている人にとっては、ライバルに差をつけられるチャンスタイムです。
解説していきましょう!
部活が終わってからでも間に合うの?
よく「部活終わってからでも勉強は間に合いますか?」と聞かれますが、これに関しては「間に合いません」とハッキリお答えすることがほとんどです。
厳密に言えば「間に合う」受験生もいるのですが、圧倒的に少数派。
「終わってからでは間に合わない」と思って勉強を早めにスタートさせておく方が無難です。
部活が終わる時期は5月後半から6月中という方が多いですが、4月頭から毎日3時間、学校とは別に勉強している受験生とゼロ時間の受験生を比べると
3時間×60日=180時間
の差がつきます。
逆に180時間を取り戻そうと思ったら、他の受験生が3時間勉強している日には4時間、10時間勉強している日には11時間勉強をして180日かかります。
さらに部活が終わってから本気モードになるまでに時間がかかることが多いですから、実際には200時間以上の差がついていることもよくあります。
まだ受験勉強のスタートを切っていないというのであれば、以下の動画を視聴するところから早速始めてみるといいでしょう。
【高2必見】受験勉強を始める前に”絶対知っておくべき情報”とは?【大学受験】
【大学受験】志望校が決まったら必ず調べておくべきこと5つ【超重要】
部活がある人は朝とスキマ時間を上手く使おう
「でも部活が終わってからだと眠くて、集中できない」
という人は、部活が始まるまでの時間を上手く使うしかありません。
具体的には「少しでも早起きして勉強時間を稼ぐ」とか「登下校の時間、学校の休み時間などのスキマ時間に勉強時間を稼ぐ」とか。
休み時間も1日の間に「10分 × 5~6回 = 50分~1時間」と、実はバカにならない時間になります。
もちろん部活がない日は全力で勉強したいところです。
スキマ時間を活用しつつ、GWまでには学校も合わせて1日10時間勉強できる体力を付けておくといいでしょう。
差を付けるか付けられるか・分厚い参考書でもコツコツと!
受験は同じ志望校を目指しているライバルに「差を付けるか」「差を付けられるか」で合否が決まります。
部活のせいで勉強をまだ頑張っていない受験生も多いこの時期は、真面目に勉強をしている皆さんにとっては差を付けるチャンスタイムです。
分厚い参考書を片手に「なかなか進まないなー」と思えているだけでもライバルには差を付けられています。
1日1日の勉強時間や進んだページ数の差は小さくともコツコツと60日分積み重ねれば大きな差になりますから、チャンスだと思って勉強していきましょう!
まとめ
部活が大変でも頑張らないとな、と思えていれば嬉しいです。
大変でもコツコツ頑張ってみてください!
次回は「模試」について解説します!お楽しみに!