第21回【夏休みまでに勉強体力をつけるコツ3選】
7月になってあと3週間くらいで夏休みですね。
受験生にとって夏休みは受験の天王山。
この時期はそんな夏休みにしっかり毎日勉強しきるための「準備期間」だと思いましょう。
準備期間では「勉強体力」をつけておくことが1番大事です。
今回は「勉強体力」について解説していきます。
7月にやるべき内容については、以下の動画でも解説しています。
最初から毎日10時間勉強できる人はいない→少しずつ成長しよう
最初に知っておくべきなのは「最初から毎日10時間勉強できる人はいない」ということ。
逆にほとんどの人は少しずつ勉強時間を増やしていけば10時間くらいなら勉強できるようになります。
普段あまり勉強できていない人が「夏休みから毎日10時間頑張りさえすれば、挽回できる」と考えるのは楽観的すぎますし、
逆に「私が毎日10時間勉強するなんてありえない」と最初から諦めるのももったいないです。
【勉強体力をつけるコツ1:平日の勉強時間を少しずつ伸ばす】
具体的に勉強時間を伸ばすコツについて解説していきます。
まずは平日の勉強時間を「毎週1時間ずつ」や「毎週30分ずつ」と「目標を決めて」少しずつ伸ばしていきましょう。
例えば、
1週目:1時間
2週目:2時間
3週目:3時間
4週目:4時間
といった具合です。大事なのは「一気に」勉強時間を伸ばそうとはしないことです。
最終的に、平日は「5~6時間」程度、自習できるようになっていれば、夏休みの毎日10時間以上勉強が楽にこなせるはずです。
勉強体力をつけるコツ2:休日に学校と同じスケジュールで過ごす
夏休みに勉強時間を確保するためには、休日の練習も大事です。
休日は「学校の時間割」と同じスケジュールで過ごせるように挑戦してみましょう。
特に大事なのは「朝」と「昼食後」です。
朝のスタートが遅れると1日の勉強のスイッチが入りにくいですし、昼食後は休憩が長くなりすぎてしまう傾向が強いです。
この2つのタイミングは特に学校の時間割に合わせて、勉強をスタートさせるだけでも休日の勉強時間も確保できるようになってくるはずです。
休日の勉強時間も最初は5~6時間くらいから始めて、最終的には10~12時間くらい出来るようにしておくといいですね。
勉強体力をつけるコツ3:勉強時間ゼロの日をなくす
勉強時間ゼロの日をなくすことも、夏休みに向けた準備として大事です。
夏休みのような長期休暇には「1日休んでもまだ明日明後日挽回できる」と楽観的に考えてしまうことが多くなります。
しかし実際には、その1日分を取り返せる人はほとんどいません。
1日でも勉強時間ゼロの日があると、ライバルたちには「10時間の差をつけられている」という感覚を持って勉強する必要があります。
夏休み前から「勉強時間ゼロ」の日をなくしていく練習をしましょう。
具体的には、疲れていても、忙しくても、やる気が出なくても毎日30分だけは勉強するようにしてください。
疲れている日でも試しに30分だけ勉強してみれば、「そこから2~3時間勉強が続く」ということもよくあります。
まとめ
今回は「勉強体力をつけるコツ」について解説しました!
次回は「学校と塾の講習」について解説します!お楽しみに!