大学受験をするとなると、「予備校」を検討する人も多いでしょう。何となく「大学受験をする=予備校」のイメージがある人もいるかもしれませんが、実際に予備校に通うとどんなメリットがあるのでしょうか?
勉強自体は予備校に通わなくても出来るもの。わざわざ予備校に通うことで、大学受験にどんなメリットを得られるのか、この記事でしっかりと押さえておきましょう。
予備校のメリット
自分である程度勉強を進められる人は「自分で勉強するのと、予備校で勉強するので何が変わるの?」と思うかもしれません。ただ次に紹介するように、予備校に通うことで得られるメリットはたくさんあります。
勉強に集中できる環境が整っている
予備校と言ってもその種類はいろいろ。集団授業や映像授業などがイメージしやすいでしょう。
どの予備校を選んだとしても言えるメリットが、勉強に集中できる環境を整えられることです。
家や学校・図書館でも受験勉強は出来ますが、そうした場所には勉強以外の誘惑があったり、勉強以外の目的で来ている人も多くたりします。
一方、予備校であれば通っている人たちの目的は受験勉強のみ。大学受験を目的にしている場所ですから、非常に集中しやすい環境が整っています。
さらに快適な自習室を使えたり、分からないところが出たときに講師にマンツーマンで教えてもらえたりすることもメリットと言えます。
勉強習慣を作りやすい
一人で勉強していると「やる気の出るときと出ないとき」の差が出ないでしょうか?一人だとつい自分に甘くなって、勉強にムラが出てしまう人も多いでしょう。
これに対して、コンスタントに予備校に足を運ぶことで、規則正しい勉強の習慣が身につきやすくなります。
予備校に行けば勉強の環境が整っているので、簡単に勉強モードになれるのも嬉しいところ。通うだけで勉強習慣が身につきやすいですね。
受験の情報を得やすい
予備校には、大学受験に必要なさまざまな情報が揃っています。何年もの間受験生を指導してきた実績があるため、受験に関する情報をたくさん持ってるのです。
そのため予備校では各模試の情報も得やすいですし、受験において「この資格はこの大学で加算される」などの情報も得やすくなります。こうした情報の有無は、受験を有利に進められるかどうかを決める大きな要素です。
受験生それぞれで志望校はもちろん違いますので、自分の受験にベストなアドバイスをもらったり、ベストなカリキュラムを組めたりするのもメリットですね。
受験に特化した授業を受けられる
予備校では、学校と異なり大学受験を強く意識した授業を受けることができます。
受験勉強では、入試で使えるテクニックや頻出の問題などをおさえることも大切。志望校のレベルに関わらず、そうした受験知識は非常に重要です。
とくにハイレベル校の受験を考えている場合、学校の授業ペースで勉強をしていたのでは、入試本番までに勉強が間に合わないことがあります。また、そもそも学校レベルの勉強内容では、受験校のレベルに及ばないことも。
「自分はハイレベル校は受験しない」という人でも、受験校によっては特徴的な出題や年度ごとの出題傾向があったりもします。
それを知らずにただやみくもに勉強していると、大切な勉強時間を間違った方向に使ってしまうなんてことにもなりかねません。
その点予備校では、それぞれの受験に特化した授業を受けられるのが大きなメリットです。
例えば、医学部に特化したクラスや最難関私立大学に向けたクラスなど、それぞれの生徒の志望校にあった合格カリキュラムなども用意されています。
自分に合う受験対策ができる
一言で予備校と言っても色々なタイプがあります。
その中から自分に合った予備校を選ぶことで、より一層自分にぴったりの受験対策ができるようになります。
例えば「集団授業」と「個別指導」だけでも大きな違いです。他にも「映像授業」をしている予備校もありますし、「日々の勉強を管理してくれる」予備校もあります。
自分の勉強のスタイルや性格を考えたとき、どのタイプがより成績が伸びそうでしょうか?
予備校を活用するには自分のタイプにあったところを選ぶのが重要!
自分にぴったりの受験対策をするためには、自分に合ったタイプの予備校を選ぶことが重要でしたね。
ここでは実際に、どのような予備校のタイプがあり、それぞれのタイプにはどんな人が合っているのかを説明していきます。
以下で、予備校のタイプとそれぞれにおすすめな人を簡単にまとめました。
- 集団授業…プロの授業を受けたい・周囲と切磋琢磨して勉強したい
- 個別指導…自分のペースで勉強したい・怠けないようにしたい
- 映像授業…苦手を自分のペースで何度も勉強したい
- 日々の学習を管理してもらう…勉強習慣を身につけたい・普段の勉強から変えていきたい
それではそれぞれのタイプについて詳しく見てみましょう。
集団授業
集団授業タイプは、教室にたくさんの生徒が座り壇上で講師が授業をしているような、一般的にイメージされるタイプの予備校です。
同じように受験勉強に励む生徒が周りにたくさんいるので、ライバルの姿を見て一層やる気が出る性格なら向いています。
多くの場合、授業をするのは経験豊富なプロの講師です。そうした「受験のプロの授業を受けてみたい!」という場合にはぴったりですよ。
逆に個別指導になると大学生講師も多くなるといった面があります。もちろん大学生講師であっても、個別指導の予備校によってはきちんと審査をしていることもあるでしょう。
ただし単なるバイトの大学生講師に当たる可能性もゼロではないため、そうした面が不安な方は、集団授業の予備校でプロ講師に指導してもらいましょう。
個別指導
「集団授業では思い立った時にすぐ質問ができない」「集団の中では自分は埋もれてしまう」と感じるならば、個別指導タイプの予備校もおすすめです。
個別指導であれば、自分のペースに合わせてマンツーマンで授業を進めてくれるので、完全にオーダーメイドの受験勉強ができます。
また、「どうしても自分一人だと怠けてしまうからマンツーマン指導で勉強せざるを得ない環境を作りたい」といった人にもおすすめです。
映像授業
映像授業で勉強が出来る予備校もあります。録画された授業を視聴したり、ライブ配信の授業を受けたりできるのが映像授業形式の予備校です。
映像授業の場合、「自分のペースで勉強がしたい」「苦手な単元を何度も復習したい」「繰り返し学習を重点的にしたい」といった人におすすめです。
ある程度自分で勉強したい単元を決めたり、自分で学習のスケジュールを作り、自分で管理してこなしていける人にぴったりの予備校ですね。
日々の学習を管理してもらう
受験勉強において、予備校などで授業を受けている時間よりも自分で勉強を進めていく時間の方がはるかに多いです。
そういった自習時間に対して「自分一人だとうまく勉強ができない」「具体的にどんな勉強を進めていけば良いか分からない」という悩みがある場合には、日々の学習を管理してもらうタイプの予備校がおすすめです。
このタイプの予備校では、生徒の勉強計画の作成をしてくれたり、その計画を進めるためのサポートをしてくれます。
日々の学習を管理してもらうことによって、勉強の質を底上げしたいと思っている人にはぴったりの予備校ですね。
日々の勉強習慣を身につけられる個別指導なら学習塾STRUXへ!
すでに書きましたが、受験勉強では予備校で授業を受けている時間よりも「自分で勉強を進めていく時間」がはるかに多いです。その時間の質を上げていけると、志望校合格により近づけるでしょう。
日々の勉強を効率的にしていくためには、「いつまでに」「どんな勉強をする」などを知った上で、自分の志望に向けたベストな勉強計画を立てることが大切です。
そのときの自分にぴったりの勉強計画が立てられれば、最短距離で大学入試まで勉強していけます。
ただ、受験勉強をしながらさらに正しい勉強計画を立てていくのは、なかなか難しいでしょう。
多くの受験生は、学校の定期テストのように短期間の勉強計画は立てたことがありますが、受験のような長期間にわたる計画を作ったことはない方がほとんど。そのため、いきなりそうした長期の勉強計画を立てるのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが学習塾STRUXです。
STRUXでは、専任の講師が受験生へのヒアリングをもとに第一志望校に合わせた最適な勉強計画を立ててくれます。
勉強計画では、具体的にどの参考書をどのくらい取り組めばいいのかということまで詳細に決めているため、あとはその通りに勉強するだけでOK。
勉強計画を立てることに頭を悩ませることなく、全ての力を受験勉強に注げるのです。
勉強計画通りに勉強をしていくだけで、自然と毎日机に向かって勉強する習慣が身につくのも嬉しいポイントですね。
また、学習計画を立てただけで終わりということはなく、その管理やチェック、計画の修正といったサポート体制も万全です。
さらに24時間いつでもアプリで質問できますから、勉強をしていてつまずいらたそのときに疑問を解消できます。
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