第30回【学校ありの生活リズム&過去問スタートの時期を意識しよう】
9月に入って学校は始まりましたか?
学校がない状態での受験勉強が続いたはずなので、学校が始まった今、改めて毎日の過ごし方を整理し直すのがおすすめです。
そのためのヒントを解説していきます!
生活リズムの乱れはないか
たびたび「朝から勉強しよう」と伝えてますが、それでも夏休みは夜型の生活をしていた方が一定数いらっしゃるはず。
そんな方は9月に入ってから
眠い目をこすりつつ学校へ行く
→帰ってきて疲れているから仮眠する
→夜中遅くまで勉強する
→次の日も眠い
の繰り返しになっていませんか?
帰ってきてから仮眠を取っていると、夜寝るのが遅くなってリズムが戻らないもの。
仮眠を取るなら、学校の昼休みなどの明るい時間に15分程度がおすすめです。
リズムを取り戻すためにも、まずは1~2週間程度は起きる時間と寝る時間を固定して過ごしてみましょう。
遅くとも11月からは滑り止めの過去問を意識したペースを
合格から逆算したときに、遅くとも11月頭からは滑り止めの過去問を始めておきたい所。これは大学受験の常識です。
早い人は9、10月から始めています。
そのため11月以降は新しい参考書の1周目を進める暇はありません。
出来れば参考書や問題集の2周目までは、10月末時点でキリの良い所までは進めておきたい所。
3周目が残っている分には、過去問と並行して進められますが、
2周目は学力が大きく伸びている段階なので、過去問を解いてもその得点が参考になりませんし、
2周目は負荷が大きい(=時間がかかる)ので、どうしても過去問の演習量が少なくなりがちです。
今のペースで「10月末までに各参考書の2周目が終わる所まで進みそうか」チェックしてください。
それも踏まえてスキマ時間を無駄にしていないか
このペースを意識して計算をすると、スキマ時間すら1秒たりとも無駄に出来ない人も多いはず。
学校の休み時間、登下校の時間、その他ちょっとした休憩時間なども勉強できるようになると、1日に勉強できる量が大きく伸びるはずです。
単語や一問一答、リスニング系はスキマ時間も上手く使っていきましょう。
また学校の授業も「全授業」が必要なわけではないはず。
たとえば「英作文が受験では出題されないけど授業はある」とか「古典が受験では必要ないけど授業はある」とか。
学校の先生とも相談して、受験で使う科目に集中できるなら集中してしまえばOKです。
ただし、内職をするときにはちゃんと相談してからにしてくださいね。
こういったスキマ時間も含めて、1週間の時間割を見直してみてください。
もちろん朝起きたところから夜寝るところまでの勉強の計画を、これまで通りに丁寧に立てるようにしましょう。
計画の立て方は「アーカイブ」と入力して過去配信を参考にしてください。
まとめ
今回は「学校ありの生活リズム&過去問スタートの時期を意識しよう」について説明しました!
生活リズムを整え、スキマ時間を上手く活用して効率的に勉強を進めていきましょう。
過去問演習から逆算すると遅くとも10月末には、各参考書の2周目まで終わらせておくのがおすすめです。
次回は「模試の成績で一喜一憂しないこと」をテーマに解説します!お楽しみに!