大学受験のために予備校や塾で勉強を頑張っている人は多いでしょう。
しかし、せっかく予備校や塾でレベルアップしようとしているのにもかかわらず、「授業についていけない…」といった悩みを抱えている人も少なくありません。
時間もお金も使っているのに、授業に追いつけず成績を上げられないのは嫌ですよね。この記事では、そうなる原因や対処法などについて解説します。
どうして予備校や塾の授業についていけなくなるのか?
「しっかり授業を聞いているはずなのに成績が上がらない」「授業を受けてもいまいち理解できない」など感じたことはないでしょうか?
このように予備校や塾の授業についていけないといったことはしばしば起こります。この授業についていけない理由は人によってさまざま。
ここでは、授業についていけなくなった場合に考えられる原因を挙げてみます。
授業のレベルが自分に合っていない
予備校や塾の授業は、レベル設定がされていたり、難関校や医学部コースなどの志望校別になっていることが多いです。
その中で「ついていけない」と感じている授業は、今の自分のレベルに合った授業でしょうか?
仮に難関校を目指しているのだとしても、基礎ができていなければ、難関校コースの授業は難しく感じるでしょう。
その結果「授業についていけない」と感じてしまいます。最終的には志望校に合った授業を受けることも重要ですが、それよりも「今の自分のレベル」に合った授業を選び、徐々にステップアップする方が大切です。
予備校や塾の授業だけに頼り切っている
予備校や塾で授業を受けて、新しい知識に触れたり受験テクニックを教わると、とても「受験勉強をしてるな」という気がしませんか?
しかし、授業を受けているだけで「勉強をしてるな」と満足してはいけません。
予備校や塾での授業は、あくまでもインプットすることがメインです。実際の入試でインプットした知識を使い問題を解くためには、授業で扱ったことを自分のものにしなければいけません。
そのためには、予備校の授業外で自分で演習に取り組み、アウトプットすることが大切。そこまで取り組むことで、やっと授業の内容が身になります。
もし授業を聞くだけで満足しているなら、アウトプット不足です。授業の内容はどんどん進んでいきますから、聞いているだけでは難しくなっていく勉強についていけなくなります。
指導形態が合っていない
予備校や塾の指導形態は様々です。集団授業や個別指導、映像授業や日々の学習管理をしてくれる塾もあります。
これらの授業形態が自分の性格や勉強スタイルに合わなければ、予備校の授業についていけない原因となります。
例えば、理解するのに時間がかかるタイプであれば、集団授業よりも個別指導の方が個々のペースに合わせて授業を進めてくれるので、合っているでしょう。
授業以外の自習に取り組めないタイプならば、日々の学習管理をしてくれるタイプの塾の方が成績を伸ばせます。
つい「個別指導の方が集団授業よりもお金がかかる」など考えてしまう人もいるかもしれません。けれども、自分に合わない指導形態で身にならない方がよほどお金の無駄ではないでしょうか?
「自分に合った指導形態はどれなのか?」と、一度立ち止まって考えてみることも重要ですね。
「ついていけないからやめて独学する!」は失敗しやすい
「予備校や塾の授業についていけないからもうやめてしまおう」「あとは独学でやっていこう」と考えるのは危険です。
はじめて受ける大学受験までの勉強計画を、「いつ・どんな勉強をすべきか?」ということまで自分一人で考えた上で作成し、その通りに習慣付けて勉強することはとても難しいでしょう。
自分で考えて勉強を進めることはもちろん大切ですが、教えてもらった方が理解がはやいのも事実です。
「授業についていけない」=「予備校や塾は必要ない」ということでありません。授業についていけないと思ったら、原因を考えてそれに沿った対処法を考えましょう。
「塾や予備校についていけない」と感じときの対処法は?
それでは「塾や予備校についていけない」と感じたとき、具体的にどのように対処したらよいのでしょう?
自分に当てはまった原因を考えながら対処法を考えていきましょう。
塾や予備校を変える
一度選んだ塾や予備校を変えるのは勇気がいるかもしれませんが、もし「塾や予備校を変えることで問題が解決されそうだ」と感じているならばこれも検討しておきましょう。
例えば、「相性が悪い講師を変えてもらうことができない」といった理由であれば、予備校を変えるべき理由になります。「この塾では手厚いサポートが期待できない」ということもありそうですね。
「もう一度他のところに入るのは面倒だな」と思って、そのまま何となく同じ予備校に通い続けても、モチベーションが下がっていきますし成績も上がらないのでメリットがありません。
自宅学習の習慣をつける
「自宅学習の習慣がないことで授業についていけなくなった」という場合には、まずはその習慣をつけるように取り組んでみましょう。
授業を受けた上で自宅学習の時間を十分に確保することで、授業についていけるようになるならばそれでOKですし、それでも授業についていけないならほかの対処法を考えることになります。
自力で疑問解消をするよう取り組んでみる
自宅学習と同時に考えたいのが、塾や予備校の使い方です。「授業についていけない」と嘆くだけでなく、自習室や講師への質問などを通じて、予備校を最大限活用するよう心がけましょう。
自習室で勉強すること自体も学習習慣を作るのにもってこいですし、講師へ質問をして積極的に疑問点を解消しようとする姿勢が大切です。
自習で出てきた疑問を積極的に解消していくことで理解が深まり、授業についていけるようになっていきます。
受講するコースを変える
「難関校を志望しているけれど、今の自分はまだそのレベルに達していない」と考えているならば、受講するコースを変えることも必要です。
基礎が不十分ならば、まずは基礎を固められるコースでしっかりと勉強しましょう。
基礎コースからはじめた上で、最終的に志望校レベルのコースを受講できるように学習計画を立てていければ、「ついていけない」と悩む時間も無くなり、結果的に効率的な勉強ができます。
指導講師を変えてもらう
どんなに評判の良い講師であっても、人と人ですから「合う・合わない」があります。
受講している授業の講師の教え方が合わなくて「授業についていけない」と感じることもあります。それは「理解できない自分が悪い」のではありません。
特に個別指導ならば、指導講師の教え方が自分に合うか合わないかは大問題です。
「変えてもらうのは申し訳ない」と思わずに、自分のために講師を変えてもらうことも必要です。
学習塾STRUXなら「予備校の授業についていけない」を解消できる!
いくつか「授業についていけない」原因や対処法を紹介してきました。
どの原因であってもまずは、「自分に必要な勉強」を「自分のレベルにあわせて」、「自分に合った方法」で取り組むことが大切です。
けれど初めて経験する大学受験で、自分に必要な勉強や自分に合った勉強方法などが分からない人も多いはず。
そこでおすすめなのが学習塾STRUXです。
STRUXは、日々の勉強を管理してくれるタイプの塾。志望校や受験生ひとりひとりに合わせた学習を提案してくれます。
大学受験をするにあたって、「いつまでに」「どこまでできていればいい」といった学習計画を、自分で「正確に」立てるのは難しいですよね。
一方で、塾や予備校の授業だけに頼っていては成績はあがりませんし、自宅学習が非常に大切なのも分かっていると思います。
STRUXはそうしたひとりひとりに最適な学習計画を、専任の講師が立ててくれます。もちろん立てて終わりではなく、管理・チェック・修正といったサポートも万全。
受験生は学習計画通りに勉強を進めていくだけで、「授業についていけない」という不安をばっちり解消できます。
また、学習内で出てきた疑問は、アプリで24時間で質問可能。徹底的に受験生の自習に寄り添ったサポートをしてくれます。
ほかの学習管理型の塾と違い、個別指導の授業も実施できるため、今の自分の学力に合わせた指導を受けられるのも魅力です。
こうしたSTRUXの指導は体験してみないと分からないことも多いです。少しでも興味があれば、実際に学習計画を作成できる無料体験に申し込んでみてください。