第13回【英文解釈の勉強法】
「英文解釈」ってどういう勉強か知っていますか?
単語、文法の学習の次に必要となるのが英文解釈の勉強。
今回は英文解釈の勉強法を解説します!
英文解釈とは?勉強する理由は?
英文解釈とは、「どこまでが名詞句か」「どこまでが副詞節か」などの句や節の区切りを判断したり、それぞれの語・句・節がどの語・句・節に係っているのかを判断することです。
構文把握とも言います。
構文が把握できるようになると、文章を正しく読めるようになりますし、
さらに練習すれば前から英語の語順通りに読めて、長文も早く正確に読み取ることができるようになります。
ですので和訳問題が出る大学を受ける人だけでなく、全員に取り組んでほしい勉強です。
勉強の手順
早速英文解釈の問題集の使い方について解説していきます。
おすすめの問題集は後で紹介しますね!
具体的な手順は以下の通り。
- 例題の構文解釈をする
- 例題の解説を全て読む
- 例題の英文を和訳する
- 解答と見比べて間違っていれば解説に戻る
(初級はここまで↑)
(2周目以降はこちらも↓) - 説明できない文法用語を文法書で調べる
- 知らない単語を調べて覚える
- 語順通り理解することを意識しつつ5回音読
まずは単語の役割が分かることと、(名詞、副詞、動詞などと分けられる)句と節の切れ目が分かることが大事です。
名詞節と名詞句は < >
形容詞節と形容詞句は [ ]
副詞節と副詞句は ( )
と決めて、英文に書き込みながら、同時にSVOCを振りましょう。
一通り終わったら、解説を「全て」読みましょう。
たまたま読み方が合ってた可能性もあるので、正誤に関わらず「全て」の解説を読むのが大事です。
解説を読んだら、解説を閉じて和訳してください。
必ず紙に書くように。
「分かったつもり」を防ぐことができます。
和訳を書いたら、解説と見比べて間違いがないかチェックです。
自分の言葉で間違えた原因を言えるまで確認をしましょう。
1周目はここまででOK。
2周目以降はもう少し細かい所も勉強しましょう。
知らない単語や文法用語は辞書・文法書で調べること。
2周目以降はもう少し細かい所も勉強しましょう。
知らない単語や文法用語は辞書・文法書で調べること。
単語の暗記もしていきましょう。
構文の理解も大切ですが、最終的には語彙力が物を言うので特に重要です。
最後に音源があれば、音源に合わせて音読をしましょう。
音読をすれば長文も語順通りに理解できるようになりますし、リスニング能力も上がります!
おすすめの参考書
最後におすすめの英文解釈の参考書について紹介します。
1.高校超基礎レベル『英文読解入門基本はここだ!』
句や節といった文法用語がようやく頭に入ってきつつあるけど、まだ使いこなせない人におすすめです。
2. 高校基礎レベル 『入門英文解釈の技術70』
単語はわかるのに長文になると急に読めなくなってしまう、SVOCがよくわからない、といった人におすすめです。
他の参考書もこちらで紹介してます!
https://daigakujukensenryaku.com/category/text/text-en/
まとめ
今回は「英文解釈の勉強法」を解説しました!
次回は「漢文句法の勉強法」を解説します!お楽しみに!