第16回【受験生の冬休み】
「大学受験生の冬休み」はどんなイメージですか?
受験生がどれくらい勉強するかを知る機会は少ないですが、
来年、もしくは再来年の同じ時期に「どれくらい勉強するものか」イメージが出来れば、自分も頑張らなければと思うきっかけになることもあるはず。
受験生の勉強時間の紹介も兼ねて、この冬の勉強についてアドバイスをしていきます!
早ければ早いほど有利
受験生の平均的な勉強時間は、1年間で約2500時間と言われています。
つまり365日1日も休まず6.8時間勉強ということ。
実際の所、平日に7時間近くも勉強するのはかなり大変ですから、休日や冬休みなどはもっと勉強している人が大勢います。
これはあくまでも受験生の「平均値」なので、もっと多くの時間を勉強が必要な人も多いはず。
「毎日そんなに勉強したくない」
と思ったら、出来るだけ先取りして早め早めに勉強するしかありません。
1年生から始めれば3年使えますが、3年生から始めれば1年しか使えません。
来年の勉強計画にゆとりを作るためにも、今年の冬休みからしっかりと準備を始めていきましょう!
模試の判定ごとのおすすめ勉強時間
受験生向けに「安心して志望校に合格するため」におすすめしている勉強時間はこちら。
A判定:毎日8~10時間
B判定:毎日10~12時間
C~D判定:毎日12~14時間
E判定:毎日12~14時間以上
短い方の勉強時間は文系私立志望、長い方は理系国立志望向けです。
多くの現役生はC判定以下なので、「学校+自習」で12時間以上勉強しなければ、安心できる所までは届かない人もかなりいます。
これを1年間でクリアするのであれば、自習に必要な時間は平日6h、休日12hですが、
2年間かけてクリアするのであれば、平日は3h、休日6hでもOKです。
3年かけられればもっと楽になることが分かりますよね。
みなさんは今、学校の授業時間と自習時間を合わせてどのくらい勉強していますか?
高2の皆さんは現時点でも「受験までの残り期間」は1年と少しだけなので、最低でも10時間勉強できる状態を早いうちに目指してトレーニングを積んでほしい所です。
この冬は勉強体力トレーニングを
冬休みは1日10時間勉強にチャレンジしてみましょう。
受験生の冬休みは、クリスマスもお正月も休まずに10時間以上勉強している人だらけ。
その感覚を早めに少しだけでも味わっておきましょう。
最初から毎日10時間は難しいですが、冬休み中に「10時間勉強を5日間」だけでも出来れば高1高2としてはかなり頑張った方です。
10時間勉強してみることで、1日の学習スケジュールを立てる練習や、生活リズムの整え方が分かります。
なかなか勉強時間を伸ばすことができない人は、こちらの動画も参考にしてください。
高1、2のうちに1日10時間の勉強に体を慣らして、スタートダッシュで差をつけましょう!
まとめ
今回は「受験生の冬休みの勉強」を解説しました!
次回は「全科目共通の勉強方法」を解説します!お楽しみに!