第43回【共通テスト&滑り止め校を甘く見ないように!】
「共通テストは1月から勉強する予定」
「滑り止めは共通テストが終わってから勉強する予定」
という方はいませんか?
この公式LINEの読者の方には少ないかもしれませんが、共通テストや滑り止め校の勉強をなめていると、全滅してしまって浪人一直線です。
偏差値高めの高校&志望校ほど注意を
「共通テストや、滑り止め校の過去問は、短期間でできるようになる」と甘く見てしまいがちなのは
- 偏差値高めの高校の生徒さん
- 志望校の偏差値が高い生徒さん
です。
偏差値が高い高校、具体的には60後半から70オーバーの高校の中には伝統的に?「共通テストは1か月頑張ればどうにでもなる」という雰囲気が漂っていることがあります。
周りの雰囲気に流されないようにしましょう。
あなた自身の得意不得意具合によって、1か月で足りる科目もあれば、それでは全然足りない科目もあります。
また偏差値の高い大学、旧帝大や東工大一橋大、国立医学部などを目指している人は比較的、滑り止めの私立の過去問を甘く見がちです。
東大に受かる人でも早慶には落ちることはありますし、早慶やMARCHに落ちてしまったことで精神的に不安定な状態で国公立受験しなければならない人も毎年必ずいます。
滑り止めの過去問から学ぶこともあるので、過去問演習はサボらずにするようにしましょう。
12月に入ったら共通テスト対策は始める&信頼するのは点数のみ
基本的に共通テスト対策は12月になったら、全員が始めるべきです。
東大や京大を受ける人でも12月には始めないと間に合わないことがあります。
まずは過去問をちゃんとこなしていき、3~5年分くらい連続で必要な得点を超えられることが確認できるまでは、サボらず続けましょう。
周りの空気に流されずに、自分の過去問の点数だけを信頼して、演習量が足りているかどうかを判断するようにしてください。
10年分くらい解いて、自分に厳しく復習をすれば、得意科目は必要な得点を取れるようになってくる人は多いですが、
一方で、10年分以上続けても、トータルの点数では満足いかない得点になっていることがほとんどです。
今すぐにでも過去問演習を始めて、余裕を持つのは得点を見てからにしましょう。
もちろん、滑り止めの私立大の過去問も演習が必要になることは忘れないように。
浪人生もライバルであることを忘れないように
学校の友達は、受験においてはライバルになるのですが、見たこともない全国の浪人生も、もちろん勝たなければならないライバルです。
すでに共通テスト系の模試で、満点近く取れるような浪人生ですら、20年分くらいセンターや共通テストの過去問、あるいは各予備校の出版している模試問題集を解いています。
まだそれほどは解けないあなたが甘く見てはいけませんよね?
この感覚を忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は「共通テストと滑り止め校を甘く見ないように」注意喚起しました!
次回は「マーク形式の過去問演習の注意点」について解説します!お楽しみに!