第47回【本番に向けて調整1】
年末になりました。
年が明けたら1月からは共通テストも含めて本格的に受験が始まる方も多いはず。
少しずつ試験モードに調整していきましょう。
1週間前からは勉強しすぎにも注意
本番1週間前くらいからは「勉強のしすぎ」にも注意が必要です。
ちゃんと睡眠をとっていれば、1日10時間勉強くらいまでなら、次の日にも疲労が残ることはないはずですが、
本番前日まで13時間も14時間も勉強していては、疲れが残ったまま本番を迎えてしまいます。
受験当日から数えて1週間程度は体調の調整期間が入るものと思って、それでも納得の勉強量になるようにこれからの学習ペースを改めて計算し直してみてください。
特に、私立大受験が1週間以内に3校も4校もある人もいるはず。
その週は、ほとんど勉強できないものとしてカウントしておくのが無難です。
冬休みラストの追い込み
調整期間があとあと必要になることを考えると、今が共通テスト前ラストの追いこみの時期であることは間違いありません。
年末年始の忙しい時期ですが、少しでも周りの人より多く勉強するつもりで頑張って勉強していきましょう。
この時期は勉強に苦手意識がある人でも12時間以上勉強している人が増えてきている時期。
つまりサボったら差がつきやすい時期です。
最低でも10時間、出来れば12時間程度勉強する時間割を作って勉強をしてください。
本番と同じ時間で過ごす
過去問演習メインの学習を続けていると思いますが、本番が近づいてきたので、本番を想定して本番と同じ時刻で試験当日と同じ制限時間で過去問を解いてみる日も何日か作ってみましょう。
例えば共通テストであれば、Z会、駿台、河合塾から「パック」と呼ばれる共通テストの予想問題が全科目1回分収録されたものが売られています。
これを使って当日の時刻に合わせて解いてみるのがいいでしょう。
もちろん個別試験の場合も当日の時刻が分かっていれば、過去問で同じことができます。
「朝解いた科目は集中できなかった」のであれば、起きる時間や寝る時間が遅すぎるのかもしれません。
「最後の方の科目は集中が途切れた」のであれば、休憩時間の過ごし方や昼食についても適切なものを考え直してみるのがいいでしょう。
出来れば、本番までに3回程度は実際の時刻に合わせて練習しておくのがおすすめです。
何時に寝て、何時に起きて、どう休憩時間を過ごして、何をお昼に食べるのか、などは最低でも本番までに考えておきたい所です。
過去問で自分ルールを作る
共通テストの過去問演習に関しては最終期なので、受験当日に焦ることのないように「自分ルール」を作っていきましょう。
- どの大問からどの順で解くのか
- 各大問に使う時間の目安は何分か
- 目安時間を超えそうなときはどうするか
- 選択肢で迷ったときはどうするのか
- どのタイミングで見直しをするのか
こういったことも考えて事前に決めておきましょう。
自分ルールに従って解いたせいで飛ばした問題も、もちろん復習は丁寧にしてくださいね!
まとめ
今回は「本番に向けての調整」について解説しました!
次回も「本番に向けた調整」について引き続き解説します!お楽しみに!