第21回【志望校の選び方】
今回のテーマは「志望校の選び方」。
志望校は決まっていますか?
志望校を決めておかないと「行けるところでいいや」と勉強のモチベーションがわかないもの。
とはいえ、この時期に「やりたいことが決まっていて、行きたい大学もある!」という人の方が珍しいので、
今回は志望校の選び方について説明します!
志望校選びの具体的な手順
手順は大きく分けて3つです。
- 学部を絞る
- 家庭の条件を整理する
- レベルで絞る
順番に詳しく説明していきます!
学部を絞る
将来何を勉強したいか、どんな仕事がしたいかが既に決まっている人は、そこから学部を決めてしまって大丈夫です。
まだ決まっていない人は、今習っている科目の好みや、進学した後に勉強する内容に関する好みで一旦決めてしまってOK!
得意、苦手よりも、好き嫌いで決めるのがコツです。
苦手な科目でも、好きなら勉強して伸ばすことができますが、逆に得意な科目でも嫌いなら勉強しないので伸びにくいからです。
好き嫌いが特にない人は、「学部 適性」と打って調べたら、いくつかサイトが出てくるはずなので、適性診断をしてみましょう。
適性のある学部から順に、詳しく調べてみて興味のある学部を絞りましょう。
家庭の条件を整理する
ご家庭で大学選びの「条件」がある場合、それを整理しましょう。
例えば、実家から通える所で探すのか、1人暮らしでもいいのか。
国公立か私立か。
または、これらを合わせて「実家から通えるなら私立でも国立でも」という場合や、
「1人暮らしなら、国公立にしてね」といった感じで、ご家庭ごとに条件があるかもしれません。
それに加えて、浪人は可能かどうかも話し合っておくのがおすすめです。
浪人ができない場合は、合格安全圏の大学を設定するために、志望校を調べる範囲を広げなければならない可能性もあります。
学部、条件、レベルで絞る
学部を決めて、ご家庭の条件も整理できたら、最後は大学のレベル感から、志望校を絞っていきましょう。
参考にするのは学部ごとの偏差値ランキングと、通っている高校の進学実績です。
「文学部 偏差値 ランキング」のようにググると、偏差値のランキングが出てくるので、その中から家庭の条件を満たさない大学を省いていきましょう。
「ちょっと厳しいかな?」と思うくらいの所までは、志望校に設定しても問題ありません。
特に自分の高校の進学実績の中に入っている学校なら、受験勉強に本気で取り組めば、受かります。
受験勉強を進めていって、最終的に志望校を上げる人よりも、下げる人の方が圧倒的に多いので、
「今はとりあえずこのくらいの志望校にして、成績が上がったら上げよう」
と思っている人は、まずそうなることはないと思っておきましょう。
最悪あとで志望校を下げるのはできるので、最初はレベルを高く設定するのがおすすめです。
「どこまで高望みしていいのか分からない」という人は、動画で詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は「志望校の選び方」について解説しました。
次回は「入試の形式」を解説します。お楽しみに!