第24回【過去問でチェックすべきこと】
「早い時期に過去問を見ておくべき」
「早い時期に1回は解いておくのが大事」
と聞いたことはありませんか?
過去問の出題形式を把握しておくだけでも、余計な勉強をせずに済んだり、配点の大きい内容に多めに時間を割くことができたり、受験勉強に有利に働きます。
各問題の難易度までは判断が難しいかもしれませんが、現段階で何に着目して過去問を確認をしておくべきか詳しく解説します!
確認すべき問題形式
確認すべき問題形式を表にまとめたので、これを参考に志望校の問題形式を確認しましょう。
大変ですが、1項目ごとにチェックしていってください。
さらに表に書かれている内容とは別で、ここ数年の変化はないか、5年分くらい通しで眺めてみてチェックしましょう。
一通り確認したらネットで検索して、ダブルチェックしておきましょう。
その際、必ずその記事がいつ書かれたものかもきちんと確認してくださいね。
各科目の試験時間
合わせて試験時間も確認してください。
この問題形式でこの量なら、どれくらい時間がかかるか、など時間配分を知っておくと良いでしょう。
例えば英語の場合。
自分が1分間にどのくらいの単語数を読めるのか(wpm)を計って、志望校の英文量と比較しながら目標wpmを設定するのも良いですね。
また、これまでに受けてきた定期テスト等と比較するのも大切です。
定期テストと同じくらいのスピード感で解き切れるのか、それとも2倍3倍のスピードでやらないといけないのか、
ザックリ確認しておくだけでも普段の勉強に対する意識が変わります。
数学など、受験勉強が進まないとどれくらい時間を要するのか判断するのが難しい科目もあります。
そういった場合は、複数サイトで調べて、大問ごとの大まかな時間配分を知っておくだけでもOKです。
各科目の配点
勉強を効率的に進めるために、科目ごとの配点を知っておくことは必須です!
大学によっては、英語の配点が全体の半分以上を占める入試形式もあります。
その場合は、全科目バランスよく勉強する方がかえって損になってしまう可能性が高いですよね。
どの科目で高得点を取れると有利になるのか知って、週間計画の科目ごとの時間の割り振りに活かしてほしいところです。
週間計画の立て方は次回解説します。
合格最低点
全ての分野で完璧を目指す必要はありません。
合格最低点は6割~8割の間に収まっている大学がほとんどです。
合格最低点を確認してどの科目、どの分野は絶対に落としたくないのか考えて戦略を練っておきましょう。
例えば英語については、
「文法問題と読解問題は9割、作文は苦手だから5割でも、、、」
全科目を総合的に見るときは、
「英語は8割、数学は6割、国語は、、、」
のように大雑把に考えるのがおすすめです。
「~~大 対策」と調べれば作戦が出てくることもあるので、複数の情報源を参考に、自分の苦手科目・得意科目とバランスを取りながら考えましょう。
ストマガも目標点を科目ごとにまとめていますので、参考にしてください。
https://daigakujukensenryaku.com/category/route/
まとめ
今回は「過去問でチェックすべきこと」を解説しました!
次回は「年間計画&週間計画の立て方」を解説します!お楽しみに!