第55回【後期試験に向けて勉強を再スタート】
今回を含めて、今年度の受験生向けの公式LINEラスト3回の配信になります。
受験お疲れ様でした!
多くの方は今日で受験が終わったはずですが、
まだ明日の試験2日目や、面接など別日程がある方は、しっかり休んで残りの日程に備えましょう。
今回は前期試験が終わった後の学習について、アドバイスをします。
合格が確定するまでは勉強を続けよう
入試が終わっても合格発表までは時間があるので、合格が確定するまでは最低でも勉強を続けましょう。
合格が決まってからでも十分のんびりすることはできますし、それこそ大学に入れば自由な時間は増えます。
急いで脱力せずに、後期試験や浪人の可能性もあると思って勉強を続けましょう。
合格が確定していても…
私立専願だった受験生のみなさんは、すでに進学先まで決まっているかもしれませんが、それでも「英語」だけは勉強しておくことをおすすめします。
何大学に入っても基本的に英語は勉強しますし、英語は必修になっていて、単位を取れていないと留年になる大学も多いはず。
入学まで1か月少しの間とはいえまるまる英語に触れない時間を作ると、ほとんどの人は共通テストレベルですら怪しいレベルまで英語力が落ちてしまいます。
特に、入試に作文やリスニングがなかった皆さんは大学に入って必要になるので、今から少しでも勉強しておくと良いでしょう。
入学前あるいは、入学直後にTOEFLやTOEICなどの試験で改めて語学力をチェックされる可能性もありますので、それに備えておくのもいいですね。
また、大学で勉強するような内容を少しでも先取りしておくのもおすすめ。
文系なら英語以外の外国語、理系なら数学などは必修科目になっていることも多いので、大学のシラバスを調べてみて、興味のあるものに取り組んでみてください。
後期試験の可能性がある場合
後期試験を受験する可能性が少しでもある場合は、これまでの勉強時間をキープするのは必須です。
たかだか残り数週間なので、ここまで勉強できたあなたならもう少しだけ頑張ることはできるはず。
過去問対策を100%やり切るようにしてください。
現段階で、後期の過去問を解いている人はほとんどいないはずなので、1~2週間程度の短期間で一気に詰めていきましょう。
ライバルたちも後期試験の対策はほとんどしていないので、後期の枠がたとえ少なくとも、努力次第で合格の確率をグッと上げることは可能です。
出来れば5年分くらいは過去問演習にチャレンジしておきたい所ですが、あまり過去問の数が出回っていない大学も多いので、その場合は2~3年分を最低でも2周して、そこで見つかった弱点を別の参考書などで埋めていきましょう。
また後期試験で初めて、面接や小論文が必要になる人もいるはずですが、その場合もサボらず対策してください。
学校や塾の先生に協力を仰いで、添削やアドバイスをもらうのがおすすめです。
小論文や面接も2週間程度、集中して取り組めば、かなり変わります。
1点や2点だけでも上げられる所がないかこだわって追いこみましょう。
浪人の場合は?
残念ながら浪人が確定した人は、初心を思い出して、計画を練り直すところから早速始めてみましょう。
今年受験をしたことによって、受かるためにどんな能力が必要なのかハッキリわかったはずなので、来年度はより精度を上げて計画的に勉強することが可能です。
今から計画を立てて、早速勉強を始めてみて下さい。