第26回【新年度までにやっておきたいこと】
以前紹介した受験勉強の事前準備を終えて年間計画・週間計画を作りましたか?
高2生は「とりあえず勉強はしている」状態から、自信を持って「受験勉強をしている」と言える状態に、少しずつ意識を変えていくことが大切な時期です。
高1の皆さんも受験にフライングはないので、どんどん先取りして勉強を進めて欲しいところ。
今回は「受験勉強をしている」状態にするため、「新年度までにやっておくべきこと」を具体的に解説していきます。
調べ物系
まず志望校を決めて、志望校の情報を分析しましょう。
以前の配信を見て終わっている人はGood!
言われてすぐできる人は学力が伸びるのが早いので自信を持ちましょう。
まだの人は出題形式や時間配分、配点、合格最低点を確認してください。
東進のHPからダウンロードできる過去問やサイト、このLINEで以前配信した出題形式チェック表を使って確認するのがおすすめです。
アーカイブの1月以降の記事を参考にすると分かりやすいはずです。
計画系
計画を立てるようにくりかえし言われても、実際にはなかなか立てない人が多いのが事実です。
計画を立てるのは面倒ですし、「計画が今まで上手くいった試しがない」という人は特に、計画を立てるモチベーションがわきませんよね。
計画を出来るだけ早く立てるべき理由は以下の通り。
①計画がないと春休みを有効活用できない可能性が高い。
②3月以降は早い人は受験勉強を本格的に始めている。
ライバルたちに差をつけるためにも早く計画を立てて、早く勉強を始めましょう。
勉強内容
ここからは、具体的に「ここから来年度まで」に、どこまで勉強を進めていくべきか科目ごとに説明します。
余裕がある人はもっと先に進んでOKですし、実際の所、1年くらい前倒しで勉強をしている人も大勢います!
自分の志望校の出題形式に合わせて、1日10時間を目標に計画に盛り込んでいってください。
●英語
高1:英単語、文法は基本の勉強を終えて、英文解釈まで進んでいるとかなり順調
高2:英文解釈も終えて、長文問題集にガンガン入っておきたい所
●数学
高1:1Aを終わらせて、2Bの予習をスタート
高2:2Bを終わらせて3の予習をスタート(理系)
●国語
高1:古文漢文の文法句法を終えて読解演習に
高2:読解演習もある程度片づけて、現代文の基本も
現代文はこちらの動画をチェック!
●理科社会
高2:予習を始められている
ここまで全て出来ているのは中高一貫校の生徒さんくらいなことが多いですが、頑張れば誰でも手の届く範囲です。
新学期、周りと差を付けて良いスタートを切るためにも、しっかり勉強時間を確保して出来るだけここに書いてある状態に近づいてください!
まとめ
今回は「高3までにやっておきたいこと」を解説しました!
次回は「授業進度の注意点」を解説します!お楽しみに!