第27回【学校の授業進度に注意!】
今回は学校の授業進度に関する注意喚起回。
そろそろ期末テストが終わって、春休みが近づいてきている時期だと思いますが、今回の期末テストのテスト範囲を思い出しつつ読んでみることをおすすめします!
高校内容は全範囲習い終わっているか?ライバルたちは?
高2生が必ず確認すべきことは
「高校範囲が今回の期末テストまでで全て終わっているかどうか」
です。
特に理系の数学3&理科、文系の社会は要注意です。
「まだ全然終わっていない」
「いつ終わりそうかも全く見えない」
という状況ではありませんか?
ほとんどの高校2年生は、学校の授業進度に疑問を持ったことはないはずですが、
実は全国的に有名な超進学校や中高一貫校の中には、
「高校2年生の間に高校内容の全範囲を全科目とも習い終わっている」
そして
「高3からは受験対策に特化して全ての授業時間を使うことができる」
という学校がかなり多く存在します。
いつ終わりそうか聞く&いつまでに終わっていればいいか
あなたが通っている高校の授業はいつまでに全範囲が終わるのでしょうか?
文系の「社会」、理系の「数学3」「理科」は必ず春休みに入る前に学校の先生や、部活の先輩などに聞きましょう!
高1の皆さんも他人事ではありません。早めに知っておいて損はないので、必ず聞いてみてくださいね。
その上で「いつまでに終わっておくべきか」に対する答えとしては、
「早ければ早いほど良い」
というのが受験業界の常識です。
進学校のライバルたちは高2の段階で全て習い終わっていますし、浪人生も1年前には全て習い終えているのは同じ。
少しでも早く同じ土俵に立って、演習中心の勉強に入った方が有利なのはあたり前です。
絶対に超えて欲しい最低ラインとしては
「夏休み前までに全て終わっているかどうか」
を1つの基準にしておきましょう。
そこまでに終わっていれば、夏休みの勉強時間を問題演習に存分に使うことができるからです。
欲を言えば、GW前までに終わっていれば「GWも問題演習に時間を割くことができる」ので、そこでも他の受験生とも差を付けられます。
さらに注意!
新型コロナが流行った2020年度の高3生は、例年よりもさらに授業が遅いことも多く、実際、11月後半になってもまだ未習範囲が残っている受験生も大勢いました。
この場合、中高一貫などの授業進度が1番早いペースと比べると、1年近く問題演習に使える時間に差がつきます。
今後も何が起こるか分からないので、学校の授業がなくとも自分で新単元の勉強を進められる能力は養っておきたいですね。
予習は今すぐ始めるべき?
ここまでを読むと「予習は今すぐ始めるべき?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもすぐに始める必要はありません。
「高1高2で習った内容の復習&定着」の方が優先順位が高いので、そこをサボってまで予習をするのは非効率です。
予習は春休みくらいから少しずつ始められるように、それまでには復習に目途が立っているといいですね。
まとめ
今回は「学校の授業の進捗をチェック」という注意喚起回でした!
これを踏まえた上で次回は「春休みの勉強の重要性」について解説します!
お楽しみに!