第12回【模試の成績、判定は大事?E判定は何時間勉強すべき?】
5月の模試の成績が返ってきた頃だと思います。
E判定にショックを受ける受験生は毎年いますが、まだ志望校を下げる必要はありません。
今回は模試の判定に関して解説します!
A判定は出ない??判定は夏休み明けから重要
まず「第1志望校のA判定が出る現役生はほぼいない」ということを覚えておきましょう。
模試でA~B判定が出る人の多くは
- 浪人生
- 滑り止めとして記入した受験生
のどちらか。
それ以外の人でA判定B判定はほぼ出ないので、この時期に気にする必要はありません。
※逆に浪人生はA判定でなければ焦って勉強時間を増やすべきです。
現役生は夏休みの勉強量で模試の成績が大きく変わるので、そこから判定を気にし始めるくらいで大丈夫。
夏休みに浪人生に追いつき、最終的にE判定から逆転合格する受験生も大勢いるので、過度な不安は禁物です。
模試の復習・テストの復習はしたか?
模試やテストの復習は最も「質の高い」勉強内容の1つです。
判定が低かった受験生ほど、模試や定期テストから得られるものは多いので、絶対サボらないように。
まだ復習していない人は今からでも間に合うので、集中して1日~2日で全て復習し切ってしまいましょう。
「模試の復習法」は以下の過去配信からも確認できます。
ぜひ参考にしてください。
模試の判定別おすすめ勉強時間
次に勉強量について。
最終的に安心して受かる圏内に入るためには、次の勉強時間を目安にしましょう。
A判定:毎日8~10時間
B判定:毎日10~12時間
C~D判定:毎日12~14時間
E判定:毎日12~14時間以上(勉強不足で未知数)
短い方の勉強時間が文系私立大志望、長い方が理系国公立大志望向けです。
学校の授業時間と自習時間を合わせてこれくらい勉強できているか考えてみてください。
もちろんこの勉強時間が合格のために絶対に必要なわけではありません。
もっと少ない勉強時間で効率的に勉強して合格を勝ち取る受験生もいますが、「安心して受かりたい」という人にとっては1つの目安になるはずです。
例えばD判定の受験生の場合、学校の授業が6時間なら、家に帰ってから6時間から8時間を目標にしたい所。
休日は最低でも学校の授業が始まる時刻には勉強を始めて、1日中勉強といった感じですね。
もしこれより少ない勉強時間になっている場合は、学習計画を見直して、毎日の勉強管理も徹底していきましょう。
ただし1日の睡眠時間を6時間にしても、14時間勉強はギリギリ届くかどうかレベルなので、体力をつけながら徐々に勉強時間を増やしてくださいね。
体調を崩してしまっては元も子もありません。無理は禁物です。
まとめ
今回は「模試の判定が重要かどうか」「模試の判定別のおすすめ勉強時間」について解説しました!
次回は「テスト勉強」について解説します!お楽しみに!