第31回【苦手科目の勉強法】
「嫌いすぎて勉強する気すら起きない」
こんな風に思ってしまう苦手科目・嫌いな科目はありませんか?
今回は苦手科目の対処法について解説します。
苦手科目対応の基本方針
苦手科目対応の基本は、苦手になった理由とその対処法を考えること。
「とりあえず勉強するだけ」だと効率が悪かったり、モチベーションが続かなかったりします。
苦手になった理由を分析するところから始めましょう。
苦手になる理由
まずは苦手になる理由を挙げてみます。
- 科目が苦手ではなく先生が苦手
- 教材のレベルが合っていない
- 勉強不足
- 勉強法が間違っている
人によっては科目の好き嫌いと先生の好き嫌いが直結することがあります。
学校の先生は変えられないので、学校の授業で学習することにこだわらず、参考書や動画を使って、独学で勉強するのがおすすめです。
「意外と独学でやってみたらできた」ということもよくあります。
次に教材のレベルが合っていない場合。
特に、学校で指定された問題集が自分のレベルに合わないせいで苦手意識を持っていることがよくあります。
自分のレベルに合うものを選べば克服できる可能性が高いです。
今持っている教材にこだわらず、事前にネットで下調べして、本屋で中身を確認して参考書を選びましょう。
次が勉強不足。
これまで勉強してなかったのであれば、逆にここから勉強すれば得意になる可能性が高いとも言えます。
苦手科目の克服にはかなりの時間が必要。
今からでも遅くないので勉強時間を十分に確保しましょう。
最後は勉強法。我流の勉強法で勉強していませんか?
勉強時間を確保していても成績が上がらないのであれば、勉強法も疑った方が良いでしょう。
勉強法を調べるのも勉強の1つです。
まずは一般的な勉強法を調べてみましょう。
苦手科目を克服する勉強法
続いて苦手科目の勉強法について。
上述したもの以外にも、コツがあるのでここでは3つ紹介しますね!
- 薄くて易しい参考書を使う
- 集中して一気に or 毎日少量をコツコツ
- 分からないものは飛ばしてOK
本当に苦手な科目は薄くて易しい参考書から始めて、徐々に知識を増やしましょう。
いきなり分厚い問題集では、なかなか進まなかったり、解けない問題が多かったりで苦手意識がより強くなります。
逆に薄い問題をサクサク進めて一旦終わらせてしまえば、自信が出てくるはずです。
そして参考書に取り組む際は、一気に取り組むか、少量ずつ毎日取り組むかどちらかにしましょう。
苦手科目をダラダラ進めると、参考書の途中でモチベが尽きがちです。
長期休暇を上手く活用しつつ、スピーディに取り組むのがおすすめですね。
とはいえ一気に取り組むのも根性が必要なので、ほんの少しずつ毎日進める方法もアリ。
1日1ページ・1日15分のような少量から始めれば、苦手科目でも勉強するハードルはグッと下がります。
そして1周目から完璧を目指すのは難しいので、最初は飛ばしながらで大丈夫。
2周3周と進める中で徐々に解けるようになりましょう。
1周目は完全な理解より、前に進めることを意識してください。
まとめ
今回は「苦手科目の勉強法」を解説しました!
こちらもぜひ参考に!
次回は「漢文句法の勉強法」を解説します!お楽しみに!