第36回【共通テスト同日模試のメリット・準備】
今回は共通テスト同日模試のメリットや、同日模試までにやるべきことについて。
同日模試は共通テストと同じ日に同じ問題を解く模試のことで、2022年度は1/14土、15日に実施されます。
高1・2年生にとって、いち早く共通テストを体験できる絶好の機会なので、共通テスト必須の国公立志望はもちろん、私立志望でも必ず受験すべき模試です。
同日模試のメリット
現状を把握できるのは、どの模試でも同じですが、
「1年後(2年後)、このレベルの問題を解けないといけない」
ということが具体的にイメージできるのは同日模試だけの特典です。
同日模試までの準備
たかが模試と思わず対策して挑むのがおすすめです。
まずは高2生の準備について。
できるだけ未習範囲が少ない状態で同日模試を受けましょう。
未習範囲がない状態にした方がより正確に志望校までの距離がわかるからですね。
「習い終わってないからできない」と「習ったけどできない」では結果の捉え方も変わります。
特に「サラッと習ったくらいでは全然得点できない」という感覚を持てれば、これからの勉強にも身が入るはずです。
学校の授業だけで習い終わらない場合は、映像授業を活用して独学で勉強しましょう。
「スタディサプリ」「TryIT」などがあります。
勉強方法は受験生向けLINEのアーカイブも参考にしてください。
できる所まででいいので、予習を進めましょう。
冬休みにガッツリ勉強できれば最後まで勉強できる人も大勢いるはずです。
次に高1生の準備について。
受験自体はまだ先の話にはなりますが、高1生も受けておいても損はありません。
特に数1A・英・国はちゃんと勉強すれば1年生でも共通テストに十分トライできます。
数学は最低でも1Aの未習単元は潰しておきたいですね。
中高一貫校などで学校の進度が早いなら、2Bまで予習しておいてもOKです。
英語は、単語・文法をキリの良い部分まで進めておきましょう。
単語はターゲットやシスタンであれば、難易度の高い後半の章以外は全て、文法は一通り全体を習い終えた状態にしておくのがベストです。
単語と文法を学習したくらいでは全然解けないかもしれませんが、それが分かるだけでも大きな前進になります。
国語は古文・漢文の文法・句法は冬休み中にでもまとめて勉強しておくといいでしょう。
これも映像授業を使えば、自力で勉強できます。
模試までの計画的な勉強を心がけよう!
模試をペースメーカーに勉強を進めるのは受験生になっても重要なので、同日模試までの勉強計画を立てて、着実に勉強を進めましょう。
とはいえ、2学期末には期末テストもあるため、学校の試験勉強も必要です。
模試ばかりに気を取られないように。
テスト週間と、冬休みにまとめて時間を確保することを意識して、勉強計画を作成するのがオススメです。
計画の立て方については次回詳しく解説します!
まとめ
今回は「共通テスト同日模試のメリット・準備」を解説しました!
次回は「同日模試までの計画の立て方」を解説します!お楽しみに!