第43回【共通テストの得点目安】
共通テスト同日模試は受験しましたか?
まだ解いていない人がいたら、無料でダウンロードもできるので、印刷して時間を計って解きましょう。
高1でも英語、国語、数1Aは取り組めるので、高1の人もぜひチャレンジしてください。
今回は1~2年後の共通テスト「本番」で必要な得点の目安を紹介します!
受験本番で何点を取らないといけないか、早いうちから目標を把握できていれば、ギリギリになって焦って勉強することもありません。
私立専願の皆さんにも役立つ内容なので、ぜひチェックを!
志望校別の得点目安
志望校別の目安は以下の通り。
- 東大、京大、一橋大、東工大、国立医学部 → 9割以上
- その他の旧帝大 & 早慶(受験科目)→ 8.5割以上
- 地方国立、GMARCH、関関同立(受験科目)→ 8割以上
「共通テスト利用入試」で合格しようと思ったら、それぞれこの目安の1ランク上の得点率が必要だと思っておいてください。
東大を受験する場合の目安については以下の動画もご覧ください。
高2の皆さんは現段階で、目安得点マイナス2割取れていたらかなり順調。
「そんなに取れていない…」
という人の方が多いとは思いますが、今からなら挽回可能です。
ただし、
「本格的な受験勉強は高3になってから」
と、まだ勉強を始めていない人は手遅れになる可能性が高いので注意してください。
少しずつからでいいので、とにかく早めに受験勉強を始めるのが重要です。
共通テストの難易度は?
共通テストの問題は、大学受験トップレベルで難しい問題ではありませんが、「学校の授業&テスト勉強」程度の勉強で解けるほど易しくありません。
さらに時間的制約がかなり強く、時間無制限なら満点を取れる人が試験時間通りに解くと70%くらいしか得点できないということも起こり得ます。
受験生の平均点が5割~6割くらいなので、テスト勉強くらいで歯が立たないのは当たり前。
時間無制限で解けるようになるだけでもかなり勉強が必要になりますが、
一般的な定期テストと比べると「問題量」がかなり多いため、「素早く」「正確に」解くトレーニングも必要です。
「学校の勉強だけしていても十分ではないんだな」と実感できたのであれば、それだけでも共通テストを受けた価値がありますね。
マークミスに要注意
同日模試でマークミスはありましたか?
共通テスト本番でも
「解答する場所が1か所ずつ全部ずれていた」
「受験番号を間違っていた」
のような初歩的なマークミスをすると全滅することがあり、実際に毎年そういった受験生はいます。
少々得点が低い分にはこれから勉強すれば必ず伸びますが、マークミスしてしまうと取り返せないほどの大ダメージになるので、マークミスは小さいミスも甘く見ないようにしましょう。
模試などでの練習の機会もそう多くはないので、今後は1個でもマークミスがあったら、猛省して、次回以降同じことが起こらないように原因の特定と対策を考えるべきです。
前回の配信を参考に、模試の度にマークミスしない練習をすることをおすすめします。
まとめ
今回は「1~2年後に必要な共通テストの得点の目安」を解説しました!
次回は「年間計画の立て方:準備編」です!お楽しみに!