第8回【英単語の勉強法】
大学受験ではほぼ英語が必須ですが、中でも「英単語」と「英文法」は最初に全員が勉強すべき内容。
今回はその「単語」の勉強法について解説します!
勉強の手順
単語帳の具体的な手順は以下の通り。
- 覚えるべき単語の意味、発音、スペル、品詞をチェック
- 赤シートで隠しながら意味を覚えているかテスト
- 覚えていなかったものに印を入れて覚える
- 2と3を繰り返す
単語を覚えるときは意味、発音、スペル、品詞を必ずチェックしましょう。
最初から全てを完璧に覚える必要はありませんが、1周目でも発音と意味は完璧に覚えながら進めたい所。
音声ダウンロードできる単語帳が多いので、音声を活用しつつ発音も覚えましょう。
意味は1周目は太字や赤字になっているものに絞ってOK。
覚えているかどうか確認するため、赤シートなどでテストをくり返してください。
派生語などを覚えるのは2周目以降でOKです。
注意1:回数が大事
英単語は15~30分でもOKなので毎日くり返しましょう。
暗記物は1回の「深さ」よりも「回数」が大事。
めちゃくちゃ集中した1回よりも、軽い気持ちでくり返した20周の方が効果的です。
50~100語を1区切りに何周もテストし続けて、最後まで進めましょう。
注意2:テストが大事
「覚えよう」という意識で「何も考えずに何度も書く」よりは
「思い出そう」という意識で赤シートなどを使って「テストする」方が実は効果的。
暗記したいものはできるだけ「思い出す」時間を長く取りましょう。
注意3:暗記力に個人差はない
「暗記が苦手」
と思っている方、いらっしゃいませんか?
英単語をコツコツ覚えるような一般的な暗記に、個人差はほとんどありません。
しいて言うなら、元々日本語の語彙が多い人の方が若干有利ですが、その程度。
自分に言い訳を作る原因になるので、「暗記が苦手」という言葉は今日から封印しましょう。
東大生でも単語帳はボロボロになるまで使って少しずつ覚えていくもの。
単語帳が彼らと同じくらいボロボロになる頃には、確実に英単語を覚えているはずです。
注意4:単語帳だけではダメ
高1高2の皆さんは受験生と違ってまだまだ受験までに時間があるので、今後学校や塾の授業・宿題で大量の英文に触れるはず。
そこで出てきた単語も確実に覚え切りましょう。
また英単語の小テストがある人も多いはずですが、小テストは毎回満点を取るのが当たり前。
英語の定期テストも、授業で習った範囲からの出題に関しては満点を取るのが当たり前。
暗記すれば乗り越えられる程度のことで「ヤマをはる」のはNGです。
受験生になってから苦労するだけなので、その都度ごとに確実に暗記するようにしてください。
それだけでも受験生になる頃には周りと圧倒的な差がついているはずです。
まとめ
今回は「英単語の勉強法」について説明しました!
こちらの動画も参考にしてください!
次回は「英文法の勉強法」について解説します!お楽しみに!