第5回【高1高2の受けるべき模試】
今回は模試について。
まだ模試を1回も受けていない人、あるいは進研模試以外受けたことないという人もいるはず。
5月以降は高1高2向けの模試もいくつかあるので、今回は模試の役割と、進研模試以外に受けておくべき模試を紹介します。
模試の役割①実力の把握
まずは模試の役割を3つ見ていきましょう。
1つ目は実力の把握です。
定期テストで「学校授業の理解度」や「校内順位」が分かっても、これらは大学の一般入試に「直接的に」役立つデータにはなりません。
学校の授業やテストは、簡単すぎたり難しすぎたりすることもありますし、
定期テストだと、一夜漬けの暗記だけで高得点が取れることもあるからですね。
一方で模試は全国の高校生が、テスト勉強なしで受験するので、「全国的に見て自分がどのレベルなのか」を把握できます。
模試の役割②ペースメーカー
2つ目はペースメーカーとしての役割。
高1高2の皆さんにとって、大学受験はまだまだ先ですが、そんな1年も2年も先の目標に向かって走り続けるのは難しいですよね。
そこで必要になるのがペースメーカー。
順調に勉強が進んでいる人の多くは、「模試までに~~を終わらせよう」という感じで、模試を勉強計画のペースメーカーとして使っています。
模試の役割③復習の機会
3つ目は復習の機会。
学校でテストが終わった範囲を復習する機会は、受験勉強を始めるまでなかなかありません。
テストでは一夜漬けでなんとか乗り切れた内容でも、模試を受けてみれば全滅なんてことも起こり得ます。
模試は毎回、受け終わってすぐに復習したいですね。
高1高2で重要な「英・数」の復習の仕方はYouTubeで解説しているので、ぜひ参考にしてください!
受けておくべき模試
全員受けておくべきなのは、河合の全統模試、高2は合わせて共通テスト同日模試。
難関大を目指す場合は、駿台全国模試も積極的に受験したい所です。
これらの模試は、受験者が多く正確なデータが出やすいのでぜひ受験しましょう。
学校の進捗が早い人向け
学校の進捗が早い人は、駿台の全国模試、河合のプライムステージ模試も積極的に受けるのがおすすめです。
また、高2で全範囲習い終わる学校に通っている場合、冠模試や医学部模試も高2のうちから受験生に混ざって受験してみましょう。
冠模試とは、東大模試や京大模試など、難関大学の個別試験の出題傾向を元に作られた模試です。
早い段階で1度過去問と同じ形式の問題に触れられるので、全然できなくても受ける価値はあるでしょう。
医学部模試も、高2で受けても問題はありません。
力試しに受けてみてください。
まとめ
今回は「模試」について解説しました!
次回は「GWの反省」について解説します!お楽しみに!