第10回【定期テストの復習法】
中間テストはもう返ってきましたか?手ごたえはどうでしたか?
今回は定期テストの復習法について。
問題集もテストも「解きっぱなし」が1番時間の無駄なので、ぜひ今回のアドバイスを参考に復習してくださいね!
テスト勉強の大前提&テスト勉強の反省
高1高2にとって、定期テストは受験勉強の基礎なので、「どの科目も満点を狙うのが当たり前」という大前提を改めて思い出しておきましょう。
※受験生になると、テスト勉強ばかりやってられないという人も多くなりますが、そうならないために高1高2のうちは満点を狙いましょう。
この前提を意識しながら、まずはテスト勉強の反省です。
チェックしたいのは以下の2点。
- 満足のいくテスト勉強ができたか
- できていないのであれば何が原因か
テスト勉強の反省点と、その原因分析をして、次回はどう改善するか具体的なアクションをリストアップしておきましょう。
例えば、
- 2週間前から始める予定だったけど、結局始めたのは1週間前だった
- 初日の科目ばかり勉強してしまった
のような失敗をしませんでしたか?
原因1つずつに、以下のように次回の具体的アクションを考えましょう。
- テスト勉強の開始時期→親・友達に宣言する&リマインダを設定する
- 科目ごとの偏り→事前に計画を立てて、その時間内でできるところまで勉強する
改善策を出すときには、気合いや根性がなくてもできる策にしておくのがおすすめです。
今すぐできるものはこの場で実行しておくのもいいですね。
定期テストの復習はサボらず必ずやること
次はテストの復習(直し)について。
満点のテスト以外は全て完璧に復習をしましょう。
定期テストは受験と比べると基礎中の基礎。
できない部分を放置したら後で必ず苦労します。
中には解説をもらえないテストもあるかもしれませんが、その場合も復習したいところです。
自分より得点の高かった人に聞くのもOK、先生に直接聞くのもOK。
どんな手を使っても復習して間違えたところは2度と間違えないようにしましょう。
もちろん自分で調べて解決できるのが1番良いので、高1高2のうちは自力で解決することにも積極的に挑戦してください。
そしてテストの復習は「返ってきてから1週間以内」に終わらせるように。
これまでまじめに復習した試しがない人は、もっと素早く、返却後1日~2日以内を目安にちょっと無理をしてでも終わらせましょう。
返却されてから時間が空けば空くほど、モチベーションはどんどん下がりますし、テストの内容を忘れるので復習にかかる時間も長くなります。
復習の注意点
最後に復習する際に注意することについて。
記述系の問題、計算系の問題は必ず手を動かして解き直しましょう。
ただ解説を眺めたり、教科書を読むだけでは理解したつもりで終わる可能性が高くなります。
実際手を動かしてみると途中で計算を間違えて、答えと一致しないことも多いものです。
これでは次に同様の問題に出会っても解けないかもしれませんよね。
そしてミスは甘く見ないこと。
ミスが多い自覚がある人は特に注意が必要です。
ミスを減らすのは時間がかかりますし、ミスは受験で命取りになります。
受験生になってから、とか、過去問を始めてから、と思わず毎回のテストでミスの分析もしていきたい所です。
どんなミスをしたのかも、先ほどのテスト勉強の反省リストと合わせて管理しておきましょう。
まとめ
「テストの復習法」を解説しました!
次回は「数学の勉強法」を解説します!