第11回【数学の勉強法】
今回は数学の勉強法について。
- 国公立志望
- 私立志望の理系
は高1高2から「受験を意識して」数学の勉強を進めるのがおすすめです。
未習単元の学習
理系で数3が受験に必要な人は独学で未習単元の予習を進められるようにしておきましょう。
高3の夏前までには終わっていないと、ライバルに差をつけられます。
ここでは映像授業も含めて「授業の受け方」を解説します。
具体的には次の通り。
(1.学校の授業予習は簡単に)
2.授業中は100%理解することを優先
3.必ず手を動かして演習
学校の授業予習は、宿題になっている場合を除いて不要です。
宿題になっている場合もある程度手を抜いてしまって構いません。
授業の予習は、事前に分かる部分と分からない部分がハッキリすればそれでOK。
事前に全て理解できるのであれば、授業を受ける意味はないですからね。
授業中は「その場で100%理解し切る」ことを常に意識しましょう。
「ノートを写している間に先に進んでしまって分からなくなった」
というのは最悪の状態です。
そうなるくらいなら、図や計算の結果部分だけ写して、他の部分は後で友達に見せてもらいましょう。
実は数学は、「数式よりも日本語の説明の方が重要」なことが多いです。
数式だけノートに写して、その意味を理解していない人は徐々に数学の授業についていけなくなってしまいます。
ノートに写したからといって満足はしないようにしてくださいね。
また授業中の演習や、宿題は必ず手を動かして「自力で」計算しましょう。
「頭の中で解き方を思い出すだけ」とか「解説を読むだけ」といった勉強では数学の成績はほとんど上がりません。
既習単元の問題演習の注意点
授業を受けるだけでなく、網羅系問題集(青チャートなど)、傍用問題集(4STEPなど)で問題演習をしないと数学の成績は上がりません。
既習単元は問題演習にも取り組みましょう。
問題演習するときの注意点はこちら。
- 長く考えすぎない
- 予定はできるだけ前倒しで
- 易しい所から周回しつつクリアする
- 2周目以降から実力UP
長く考えても思いつかないものは思いつきません。
よほど時間に余裕がない限りは2分程度手が止まったら解説を見ましょう。
また受験勉強はペース管理が重要なので、予定はガンガン前倒しするのがおすすめです。
学校の先生が「~ページまでやっておけ」と言ったら、テスト前にまとめてやるのではなく、その日中にやるくらいでOKですし、「高3の夏休みまでに数3を習い終えたい」という受験業界の常識も前倒ししてOKです。
次に周回について。
1周目は基本問題、2周目は1周目でできなかった所と発展問題、という風に周回ごとに少しずつ難易度を上げつつ進めるのが1番おすすめな進め方です。
1周目から発展問題に挑戦しようとすると途中で挫けてしまう人は大勢います。
さらに問題集は、1周勉強した程度では成績は上がりません。
最低でも2周は必要ですし、3周目くらいから成績が伸びる人も大勢いるのは知っておくといいですね。
まとめ
今回は「数学の勉強法」について説明しました!
ぜひこちらも参考に!
次回は「勉強習慣をつけるコツ」について解説します!お楽しみに!