第12回【勉強習慣をつけるコツ】
毎日何時間勉強していますか?
週に1回5時間勉強するよりも、毎日継続的に3時間勉強する方が、実は「楽に」勉強できるもの。
「習慣」の力はそれだけ偉大です。
今回は勉強習慣をつけるコツを解説します!
STEP1:最大勉強可能時間を計算する
まずは「曜日ごと」に24時間から以下の時間を引き算してみましょう。
- 登下校
- 学校授業
- 部活、習い事
- 食事
- 入浴
- 睡眠
- 家事
15分~30分単位の大雑把な計算でOKです。
1日に自由な時間がどれくらい残りましたか?
平日は6時間以上、休日で部活のない日は14時間以上ある人も多いのではないでしょうか。
その時間があなたの「最大勉強可能時間」。
最大値のうち何時間を勉強に、何時間を娯楽にあてるのか、と考えると勉強時間を伸ばしやすくなります。
STEP2:勉強時間を伸ばす単位は30分ずつ
「思い立ったが吉日、明日から毎日10時間勉強しよう!」と思って本当にできる人はいません。
30分単位で良いので、少しずつ勉強時間を伸ばしましょう。
今まで勉強を全くしていない場合は「明日から2週間は毎日30分勉強しよう」といった感じでOK。
受験生になると、のんびり増やす余裕がない人も多いので、余裕のあるうちに少しずつ習慣化したい所です。
STEP3:集中できなくてもいいから続ける
習慣化に大事なのは「決めた勉強時間分は、どれだけ辛くとも机に向かって教材を開くこと」です。
疲れている日は集中できないこともあります。
集中できなくて1問も進まない日があっても構いません。
それでも続けていき、まずは机に向かう体力をつけましょう。
最初は座っているだけでも、疲れてしまうものなので体力が必要です。
注意1:才能を言い訳にしない
勉強しようと思ってもなかなか上手く続かなくて「私は勉強の才能がないのかな」と思う人もいますが、勉強習慣をつけるだけなら才能の差はありません。
「勉強の才能がない」というのは「歯磨きの才能がない」「入浴の才能がない」などと同じレベル。
歯磨きも入浴もしなくても生活できないわけではないですが、続けることでいつの間にか習慣化できていますよね。
勉強も同じです。
最初は上手くいかなくても、諦めずに何度もくり返せば必ずできるようになります。
才能は関係ありません。
注意2:最初から上手くいくと思わない
基本的に何かを習慣化しようと思ったときに1回で上手くいくことなんてありません。
三日坊主でも構いません。
再トライする回数が多ければ多いほど成功の確率はどんどん上がるので、失敗をくり返す前提で諦めずに続けましょう。
まとめ
今回は「勉強習慣をつけるコツ」について説明しました!
こちらも参考にしてみてください!
次回は「古文単語の勉強法」について解説します!お楽しみに!