第17回【夏休みの勉強法】
夏休みが始まって1週間くらい経った頃でしょうか。
高1高2にとっては、夏休みは「まだ本格的に受験勉強を始めていない」ライバルたちに差をつけるチャンス。
そこで今回は差をつけるために、勉強時間を確保するためのコツを紹介していきます。
最大で何時間できるか計算
まずは最大で何時間勉強できるか計算することから。
部活のある日ない日、学校や塾の講習がある日ない日などに分けて計算しましょう。
朝の準備、食事、入浴、睡眠、移動、部活、講習など「生活する上でカットすることのできない時間」を24時間から引き算するだけです。
「今の生活スタイルだと最大で○○時間勉強できる」という最大値を知った上で、少しずつ勉強時間を伸ばして最大値に近づけていくのがいいでしょう。
高1高2のうちから最大値の100%を勉強に振り分ける必要はありませんが、
「勉強に何時間、勉強以外の遊びに何時間ずつ使っているのか」把握するだけでも、意外と勉強時間は伸びるものです。
スタート時間に注意
次に勉強のスタート時間について。
夏休みは「朝から勉強する」のが最強です。
普段学校に行くときと同じ時刻には勉強を始めたいですね。
動画を見たり、ゲームをしたりして脳が疲れた後よりも、起きてからまだ何もしていない時の方が脳は活発に働きます。
同じ時間だけ勉強するのであれば、頭がよく働いている午前中のうちに勉強しましょう。
時間当たりに進む問題数やページ数も多くなるはずですよ。
休憩時間に注意
次に休憩時間について。まず休憩の順番からです。
昼食後や帰宅後に「ちょっと休憩してから勉強」という風にしている人が多数派だと思いますが、これを「ちょっと勉強してから休憩」という風に、順番を逆にするだけで勉強時間は大きく伸びます。
勉強時間を増やす意識よりも、休憩時間を減らす意識の方が上手くいくので試してみてください。
そして、休憩で何に何時間使っているかも把握しましょう。
スマホを触っているうちに「いつの間にか夕食の時間になっていた」という経験はありませんか?
何時間スマホに時間を使っているか把握できているでしょうか?
スマホに限らず、休憩中に自分が何に何時間使っているのか把握できていないことが多いはず。
休憩をコントロールするためには、自分の時間の使い方を把握しましょう。
勉強環境を最適化
最後に勉強環境について。
家で勉強できる人はごく限られた人だけなので、基本的には外で勉強するのがおすすめです。
夏休みでも空いている学校は多いので、活用するといいでしょう。
図書館など学校以外にも利用できる所があれば試してみても良いですね。
ぜひ朝から勉強するために出かけてください。
出かけてしまえば、意外と勉強できるものです。
まとめ
今回は「夏休みの勉強で意識してほしい4つのポイント」を解説しました!
次回は「後回しにしないコツ」を解説します!お楽しみに!