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個人塾と大手塾の違いは?個人塾・大手塾の各メリット・デメリットを解説!

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塾は講師や生徒の人数から「個人塾」「大手塾」に分類されます。それに関して、塾選びで以下のような悩みをよく聞くことがあります。 「個人塾では実績のある講師による授業を受けられるのか?」 「大手塾は人数が多い分、生徒一人一人に対するサポートが充実していないのでは?」 今回の記事では「個人塾と大手塾のどちらに通うべきか」という悩みを持っている方向けに「個人塾」「大手塾」それぞれのメリット・デメリットを解説します。 それぞれの塾の特徴を捉えることで自分に合っている塾を見つけ出しましょう。

大手塾のメリット・デメリットを3つずつ紹介!

まずは大手塾のメリットデメリットを紹介します。

大手塾のメリット①:有名講師が在籍することが多い

大手塾を選ぶことのメリットは、全国的に知られている有名講師による授業を受けられるという点です。大手塾の看板講師の多くは、難関校の卒業者であったり、華々しい経歴の持ち主である場合が多いです。 講師や授業スタイルも個性的であるため、講師が確立した勉強法で飽きずに学ぶことができます。その反面、講師の授業スタイルが自分の好みと合わない可能性もあります。 事前に体験授業を受けたり参考書を調べることで講師とのミスマッチを防ぎましょう。

大手塾のメリット②:ライバルが見つけやすい

大手塾は「自分と同じくらいの実力のライバルを見つけやすい環境」と言えます。そのため、周囲から刺激を受けることでモチベーションを保てる方におすすめです。 大手塾の場合、学力や志望校ごとにクラスが分けられているため、自分と同じ目標を持ったライバルに囲まれて勉強ができます。 受験勉強に前向きに取り組むライバルが身近にいることで、「自分も負けられない」という気持ちが芽生えるでしょう。 また、ライバルと一緒に勉強することで、自分や相手が躓いている部分を質問しあえます。このように、お互いに教え合うことで一緒に受験を乗り越えられるでしょう。

大手塾のメリット③:大学受験や模試に関する情報が蓄積されている

大手塾には多くの卒業生がいるので、受験に関する情報が蓄積されています。大手塾にあるこれらの大量の卒業生のデータは、自分の進路を決める際に役立つでしょう。 塾の授業カリキュラムも「生徒が間違えやすいポイント」「模試における各問の正答率」などを踏まえて作成されているため、効率的にな勉強できます。 例えば「河合塾」のホームページには、受験情報だけでなく「大学生活に関する情報」「保護者が受験時に知っておきたい情報」などが掲載されています。 そのため、勉強法だけでなく大学選びや学部選びも相談できるのです。 また、「早稲田塾」には、進路を発見するための「情報ルーム」が設備されています。「早稲田塾」はグローバルな人材を輩出するための環境設備が整っており、そ「情報ルーム」では近年の入試で出題される「TIME」や海外の大学情報の利用が可能です。 このように、大手塾によって情報の質や量は異なります。大学に関する情報を積極的に活用したい方は塾のホームページを確認したり、実際に塾の施設に足を運んでみると良いでしょう。

大手塾のデメリット①:融通が利かない

大手塾のデメリットは、スケジュール上の融通が利かない点です。 大手塾ではあらかじめ自分のスケジュールを作成します。しかし、部活や課外活動の予定が入った場合、授業時間を変えることは難しいです。 大手塾は生徒を多く抱えているため、1人の生徒のために授業のスケジュールを組み替えることはできません。習い事や部活動を重視する方は、入塾する際に「どれくらい授業の変更への対応が可能であるか」を確認するようにしましょう。

大手塾のデメリット②:一人一人にあった指導が行われにくい

大手塾のデメリットは、生徒一人一人に合わせた指導が行われにくいという点です。大手塾は、志望校や学力ごとにコースが決められており、1コマごとの授業内容もほとんど決められています。 そのため、生徒が理解できておらず、学習内容が定着していない場合でも授業内で対応してもらえません。 反対に自分の得意な単元でも授業を受けなければならない場合もあり、その時間を別の勉強に費やすことができません。自分の勉強のスピードや理解度に合わせた授業を望む方は、大手塾には向いていないと言えます。

大手塾のデメリット③:授業の速度についていけない場合がある

大手塾に通うと、「授業の速度についていけない場合がある点」に注意が必要です。なぜなら、大手塾のカリキュラムは生徒の理解度に応じて授業の速度や難易度を調節しないからです。 大手塾に通塾した生徒の中には「講師の話がよくわからないまま授業が終わってしまった」という声もよく聞きます。そのため、大手塾で学習した内容を解説してもらうために個人塾に通っている生徒もいます。

個人塾のメリット・デメリットを3つずつ紹介!

次に個人塾のメリット・デメリットを紹介します。

個人塾のメリット①:特色や受験対象校が絞られている

個人塾は、塾の特色や得意とする受験校がはっきりしていることが多いです。そのため、志望校や対策してほしい内容が明確であれば、自分に合った個人塾を見つけることは難しくありません。 例えば個人塾として以下のような特色を持った塾が挙げられます。
  • 首都圏の大学に特化した塾
  • 毎年関関同立の合格者を多数輩出している塾
  • 東大生や東大卒業生の講師だけが指導する塾
  • 難関私大を専門とする塾
個人塾といっても「スパルタ形式の塾」「生徒のペースに合わせて授業を進行する塾」などそれぞれの塾に指導方針があります。 「塾に通うことでどの点を強化したいか」「どのようなスタイルで勉強を進めていきたいか」を決めておくと個人塾を選ぶ際に失敗することはありません。

個人塾のメリット②:進路相談や生徒指導も細かくしてもらえる

個人塾は授業外の進路相談や学習指導も充実しています。大手塾と違って、個人塾は講師との距離が近いため、気軽に相談に乗ってもらえます。 例えば、個人塾であれば試験を控えた生徒の推薦文の添削や面接対策を細かく担当することが可能です。 定期的に保護者との面談を設けている塾も多く、保護者の方は「子供の学習の進度」「授業中の様子」などを確認できます。 個別塾の中でも学習塾STRUXのような「学習管理型」の塾は、毎週生徒の勉強の進み具合を確認し「次からは何を改善すれば良いのか?」などの適切な勉強管理を行なっています。 これらの管理は受験のプロフェッショナルが行うため、自信を持って受験勉強を乗り越えられるようになるでしょう。

個人塾のメリット③:講師に質問しやすく柔軟に対応してもらえる

先ほども触れましたが、個人塾は規模が小さい分、生徒一人一人への指導が充実しています。 校舎型の個人塾では、自習時にわからなかった問題をすぐに講師が解説してくれます。オンライン型の個人塾では、いつでも質問できるチャットツールが導入されている塾が多いです。 このように個人塾では校舎型かオンライン型かにかかわらず、自分で解決できないところも安心して講師に質問できます。

個人塾のデメリット①:環境が整備されていない場合がある

個人塾のデメリットとして、環境が整備されていない点が挙げられます。 塾を選ぶ際に重要なのが「塾の施設を快適に利用できるか」という点。 個人塾でも自習室が設備されている塾が多いですが、以下の問題が起こりやすいです。
  • 一人当たりの自習スペースが狭い
  • 隣で授業が行われていて集中できない
  • 希望する時間帯に自習室を利用することができない
一方で、大手塾であれば収容規模が大きい自習室や塾生専用のカフェ、情報センターが設置されている塾もあります。 自習室などを積極的に活用したいと考えている方は、一度校舎に行って下調べをすると良いでしょう。

個人塾のデメリット②:他の受験生と比べづらい

個人塾は生徒の人数が少ないため、横とのつながりが生まれにくいという難点があります。ある程度の数の塾生がいれば、自分の現状の学力や立ち位置を肌で知ることができます。 「自分は周りに比べて勉強時間が足りていない」「もうあの生徒は発展的な参考書で勉強しているのか」といった自分と周囲の生徒との差を知ることは受験において重要です。 とはいえ個人塾であっても、全国模試を受けたりやベテランの講師に相談することで、自分の受験生としての現状を分析することは可能です。

個人塾のデメリット③:講師の人数が限られている

個人塾では指導できる講師の人数が限られてしまいます。 どの個人塾に通うかと同様に、どの講師に担当してもらうかも重要です。講師選びをする上では、以下の点を確認しましょう。
  • どのような生徒を担当したか
  • どのような科目や受験校であれば指導可能か
  • どれくらいの合格実績をあげたか
個人塾によっては、「英語や数学を担当できる講師はたくさんいるのに、古文や世界史の担当講師は少ない」というケースがはよくあります。 自分の希望する講師のスケジュールに空きはあるかも把握しておく必要があるでしょう。

結局大手塾と個人塾のどっちがおすすめなの?違いを踏まえたタイプ別おすすめ

最後に大手塾と個人塾の違いとそれぞれの塾に向いているタイプを紹介します。

大手塾がおすすめな人はこんな人!

大手塾がおすすめな方は以下のような人です。
  • 競争心が強い方
  • 自学自習の習慣が身についている方
  • 積極的に講師や環境を活用できる方
大手塾は人数が多いため、個人個人に合わせたサービスは提供してくれません。「自発的に講師に質問が行えたり、自主的に勉強の計画を立てられる」ような方であれば大手塾は適しているでしょう。 何事も他の人ではなく自分で管理したいタイプには大手塾をおすすめします。

個別塾がおすすめな人はこんな人!

個別塾がおすすめな人は以下のような人です。
  • 自分のペースで勉強を進めたい方
  • 授業だけでなく進路相談や勉強法の相談をしたい方
  • 自分に合ったカリキュラムを作りたい方
個別塾は1対1の形式で授業が行われる場合がほとんど。そのため、「自分の性格にあった講師でなければ安心して勉強できない」「勉強方法に自信がなく自分のやり方をチェックしてほしい」といった方は個別塾に向いています。 自分に合った授業スタイルで受験勉強の対策を行いたい方は個別塾を選ぶと良いでしょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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