大学受験において、予備校選びは非常に重要な決断です。
その一つの選択で、志望校に合格できるか、それともできないのかが左右されてしまうこともあります。
だからこそ、「予備校ってたくさんあるけど、どんな基準で選べばいいのかな?」なんて疑問や不安もたくさんありますよね。
そこで今回の記事では、予備校の種類やその選び方をご紹介します!
どの予備校が良いかは人によって違うので気をつけよう!
ひとりひとりに合う予備校はそれぞれ異なります。
予備校にはたくさんの種類があるので、なかなか自分では決めきれず、有名な大手予備校やネットでおすすめされているところを選んでしまいがちです。
しかし、その選び方では自分に合わない予備校を選ぶ可能性もあるので要注意です。
志望校に合格するためには、予備校の種類とその選び方を知らないといけません。
まずは「どういう予備校に行きたいのか」という基準をはっきりさせた上で、その基準にあう予備校から選んでいきましょう。
それでは、まず予備校の選び方として下記の4つをご紹介します!
- 指導形態で選ぶ
- その予備校が得意な分野で選ぶ
- 合格実績で選ぶ
- 料金で選ぶ
それぞれ見ていきましょう!
選び方1・指導形態で選ぶ
指導形態は予備校によって異なります。
それぞれのメリットやデメリットも異なるため、自分に合うところを探すのが大切です。
それでは、下記4つの予備校の指導形態を見ていきましょう!
- 集団授業をする予備校
- 個別指導をする予備校
- 映像授業をおこうなう予備校
- 学習管理・コーチングをしてくれる予備校
今から、ひとつひとつメリットとデメリットをご説明いたします!
1・集団授業をする予備校
集団授業予備校のメリットは、「周りに同年代のライバルがいるのでモチベが上がりやすい」「プロ講師の授業を受けられる」ということなどが挙げられます。
反対に集団授業塾のデメリットは、「自分のペースで勉強しにくい」「講師の目が生徒ひとりひとりに十分に届きにくい」などが挙げられます。
そのため、以下3つに当てはまる人は集団授業を受けられる塾や予備校がオススメです。
- ライバルが近くにいる方が勉強のモチベーションが上がる
- 対面でプロ講師の授業を受けたい
- どんなに忙しくても予備校のクラスのペースに合わせることができる
2・個別指導をする予備校
個別指導予備校のメリットは、「自分のペースに合わせて勉強できる」「ある程度監視されるので強制的に勉強環境が作れる」ということです。
個別指導塾のデメリットは、「講師による当たり外れが大きい」「周りにライバルの受験生の存在を感じにくくモチベーションが上がらない」ということがあります。
以下3つに当てはまる人は、個別指導を受けられる予備校や塾がおすすめです。
- 自分の学力レベルや志望校・スケジュールに特化した勉強をしたい
- 講師にある程度監視されながら勉強していきたい
- ライバルがいなくても勉強のモチベーションを保つことができる
3・映像授業をおこうなう予備校
映像授業をおこうなう予備校としては、東進やマナビスなどがあります。
そんな映像授業塾のメリットは、「レベルや分野ごとで自分に合うものを選びやすい」「授業の映像を何度も見返して復習ができる」ということが挙げられます。
反対に映像授業塾のデメリットは、「インプットがメインの指導方法なので自分で勉強習慣がないと成績が上がりにくい」ということです。
以下3つに当てはまる人は映像授業塾をおすすめします。
- 自分のペースで予習復習しながら勉強していきたい
- 自学自習の時間は確保できているので、今以上にインプットを強化して受験対策をたい
- わからない部分は何度も確認したい
4・学習管理・コーチングをしてくれる予備校
予備校の中には、毎日の勉強内容や時間を管理してくれるところもあります。
学習管理をしてくれる予備校や塾のメリットは、「普段の勉強習慣をつけられる」「毎日勉強を管理してもらえるのでモチベーションが下がりにくい」ことが挙げられます。
反対に学習管理型の予備校や塾のデメリットは、「授業がメインではないので科目に関するインプットは自分で行う必要がある」ところです。
以下3つに当てはまる人は学習管理型の塾をおすすめします。
- 自分の学力やスケジュールにあった勉強計画を立てて勉強していきたい
- 勉強習慣がないので身につけたいと思っている
- 自分の勉強方法や進め方を定期的にチェックしてほしい
選び方2・その予備校が得意な分野で選ぶ
予備校の中には、私立特化や国公立向けなど専門的な予備校があります。
科目ごとに特化した予備校もあるので、自分の志望校や使う科目などによって判断してください。
例えば、あなたが「早稲田大学へ行きたい!」と思っていたとします。
同じ早稲田大学でも学部によって配点が異なるため、必要な勉強内容は全く異なります。
教育学部(教育、国語国文、英語英文、社会、複合文化/文科系A方式)(2021)の配点はこちらです。
〜3教科(150点満点)〜
【国語】国語総合・現代文B・古典B(50)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(独・仏選択可)(50)
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》政経(50)
選択→地歴・公民から1科目
商学部(2021)の配点はこちらです。
〜3教科(200点満点)〜
【国語】国語総合・現代文B・古典B(60)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(備考参照)(80)
《地歴》世B・日Bから選択(60)
《公民》政経(60)
選択→地歴・公民から1科目
上記の配点からわかるように、教育学部では3教科でまんべんなく得点することが求められています。その一方で商学部は、外国語科目の配点が高いためその部分を強化することが必要です。
このように、自分の志望校に合わせて勉強方法を変えなければならないので、専門的な予備校に通うこともおすすめです。
選び方3・合格実績で選ぶ
自分の志望校の合格実績が高い予備校に通うこともおすすめです。
先ほどもお伝えしましたが、大学や学部によって科目の配点や求められている力は異なります。そのため、それぞれの志望校に合わせた独自の対策が必要です。
自分の志望校の合格実績が高い予備校は、志望校対策を十分にできる環境が整っているということになります。
自分の志望校、さらには志望学部の配点やその合格実績を確認して予備校を選んでみましょう。
選び方4・料金で選ぶ
予備校に通うのは、決して安くないです。
「せっかく通いだしたのに、お金がなくて通えなくなった…」なんてもったいないですよね。
どの指導方法の予備校に通うにしても、最低でも50万円ほどかかってしまいます。
さらに夏期講習や冬期講習、受験直前特訓などの特別講習も含めると、さらに費用が上がります。
同じ予備校内でも、現在の学年や受講する授業レベルによっても費用が異なるので、しっかりと調べた上で決断しましょう。
失敗しない予備校選びのためにやるべきことは?
ここまで予備校の選び方を詳しく見てきましたね。
こうしたポイントを踏まえて、予備校選びで後悔しないようやるべきことを詳しく3つお伝えしていきます!
自分がどういうタイプなのかを把握する
先ほどご紹介した予備校の指導形態は、自分の普段の勉強への取り組み方や性格などに左右されます。
勉強習慣をつけたいなら学習管理型の予備校が良いですし、自宅では集中できないなら集団授業塾が良いでしょう。
このように、自分の性格や日頃の勉強習慣と照らし合わせることが大切です。
自分1人だけではわからなかったら、ご両親や友達に「自分はどんなタイプか?」を聞いてみましょう。
資料請求を行う
気になる予備校の資料は、必ず公式サイトを確認して請求しましょう。
同じ予備校でも入塾時の学年や学力によって料金が異なったり、自習室の有無が校舎によって違ったりするため、しっかりと資料を見ないとわからないことが多いです。
ですので、入塾の決断をする際は必ず資料を見てからにしましょう。
説明会や体験授業に参加する
予備校によっては説明会や無料体験授業もあります。
実際の雰囲気を判断できるので積極的に参加してください。
同じ予備校でも、校舎によって在籍する講師や生徒、指導方法、ルールなどが異なります。
それはいくら資料を読んでも十分に理解することはできません。
ですので、面倒くさがらずに気になる予備校に足を運んでみましょう。
オススメの予備校を4つご紹介!
これまで、予備校の選び方やポイントをご紹介してきました。
それでは、ここから先ほどの様々な指導形態のおすすめの予備校をそれぞれご紹介していきます。
集団授業でオススメ!四谷学院
集団授業塾のおすすめは、四谷学院です。
四谷学院は、「55段階個別指導」と「科目別能力別授業」が特徴です。
中学レベルから東大合格レベルまで55段階のレベルの教材があるので、自分に合った勉強をすることができます。
先ほどご紹介した通り、集団授業塾は周りの学習レベルやペースに合わせないといけません。しかし四谷学院なら、自分の実力に合わせて細かくクラスを選べるのでその部分をカバーすることができます。
個別指導でオススメ!TOMAS
個別指導塾のおすすめは、TOMASです。
大きな特徴は、「志望校合格から逆算する合格逆算カリキュラムを提供している」という点です。
個別指導塾だからこそ、志望校決定からその後の合格対策まで一貫して講師がサポートしてくれます。
ただし、完全マンツーマン指導で質の高い授業を受けられるので、値段は比較的高いです。
そのぶん個別指導塾の中でも合格実績が良いので、あなたの志望校にどのくらい合格したのかを見てみましょう。
映像授業でオススメ!東進
映像授業をおこうなう予備校として、おすすめなのは東進です。
受験生の皆さん全員が一度は必ず聞いたことがあるほど有名な予備校ですね。
東進では一流講師の授業を映像で視聴することができ、その映像も何度も見返したり再生速度を変えたりできます。
そのため、自分のペースで勉強を進めていくことができるのです。
映像授業塾は、自分の勉強スケジュールや学力レベルに合わせて自分のペースで勉強できます。だからこそ、毎日の学習管理をしっかりと行わなければなりません。
その点を踏まえて、東進ではチューターがつきます。勉強の相談はもちろんのことプライベートの話までできるので、生徒ひとりひとりに対して丁寧に学習管理をしてくれます。
しかし、校舎によってチューターの大学生のレベルは異なるので、注意が必要です。
学習管理・コーチングでオススメ!学習塾STRUX
最後に、学習管理型の予備校としておすすめなのが学習塾STRUXです。
学習塾STRUXは、完全マンツーマンで生徒の毎日の学習管理を行います。
東大・早稲田大学など難関大学在学中の専任コーチが、あなたの志望校合格から逆算して毎日の勉強内容や勉強時間を管理してくれます。
そのため勉強習慣が自然と身に付けられるのです。
「大学受験を頑張りたいけど、これからどうやって勉強していったら良いかわからない…」と悩んでいる人にぴったりの学習塾です。
ただし、普段の学習は自分で行うことを前提としているため、インプットはある程度自分で行う必要があります。そのため、スタディサプリなどと併用して勉強することもおすすめです。
学習塾STRUXなら無料体験があるので「どこがいい?」と迷っても安心!
ここまでさまざまな種類の予備校を見てきましたね。
そこで、「結局どこがよいのだろう?」とまだ迷っている人もいますよね。
そう思うのは、予備校の実際の雰囲気が掴めていないからです。
そこで、ぜひ気になる予備校の無料体験に参加してみましょう。予備校によって有無や開催頻度は異なりますが、無料体験に参加することで、その校舎にどんな講師やライバルがいるのか?を体感できます。
学習塾STRUXは毎日の学習管理を行っているタイプなので、先ほどご紹介した下記3つにあてはまる人は、ぜひ無料体験に参加してみてください!
- 自分の学力やスケジュールにあった方法で勉強していきたい
- 勉強習慣がないので身につけたいと思っている
- 自分の勉強方法や進め方を定期的にチェックしてほしい
学習塾STRUXなら、
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