AO入試とは?
今回は、AO入試とはどういったものなのかについて解説していきます。
そもそもAO入試とはどういうものなのか?
AO入試とは、センター試験や一般試験などのように学力試験が重視される入試とは異なり、各大学が望む学生像に当てはまるかどうかや何を学びたいかのなどのように意欲や関心が重視される入試となっております。
選考方法
出願資格
高校3年生だけでなく、浪人生や社会人の方も受験可能であるのが特徴です。 また大学ごとには異なりますが、大学側が提示する評定を満たしている必要があります。
受験科目
受験科目はそれぞれの大学、学部、学科によって異なってきます。多くの大学はまず初めに志望理由書を用いて書類選考が課され、書類選考に合格すると小論文や面接または集団討論が実施されます。また、講義を聞いて設問に対して答えるような形式やグループディスカッションもあり、受験で課せられるものは大学ごとに違うので、きちんと情報を集めてから対策を進めていく必要があります。
推薦入試との違い
推薦入試には、指定校入試・自己推薦・スポーツ推薦・公募推薦があります。推薦入試に関しては、高校時代の実績が重視されます。例えば、学業実績や活動実績などが挙げられます。それに対して、AO入試は意欲や関心が重視されます。大学で何を学びたいか、また大学側が求めるような生徒像と自分を重ねて互いの思惑が合致するかどうか考慮していく必要があります。推薦入試とAO入試の双方の違いを考えて、どちらを選ぶか考えていかなければなりません。
試験内容の変更は年度によって違うのか
こちらも大学ごとに異なりますが、年度ごとに基準が変わることがあります。ですから、ネットで調べたり、資料を取り寄せたり、進路指導の先生や国語の先生から情報を早め早めに集めていきましょう。そうすることで対策を立てるのも円滑に進めていけます。
AO入試に向けての流れ
合格までの流れ
(https://manabi.benesse.ne.jp/nyushi/nyushi_info/nyuushi04.htmlを参考に作成)
ステップ1
6~8月の間にオープンキャンパスに行ったり、説明会・相談会など参加して自分の行きたい大学を決め、情報を集めましょう!
ステップ2
9月になると出願が始まります。そして11月から試験が行われ、12月になると合格発表が行われるという流れになっています!
*日程に関しては、大学ごとに異なってきますので、志望校が決まり次第調べていく必要があります。
AO入試ってどう対策するの?
課される試験の対策について解説していきます。
1.書類選考の対策法
大前提になるのが、「どうして自分がAO入試でこの大学を受けているのか?」ということ。自分が志望する大学で何を学びたいか、将来自分が学びたいことを学ぶことによってどのようにつながるのかなど、目標をはっきりさせた上で論じる必要があります。例を挙げていくと、「こんなにすごい自分をほしくなりませんか?」という気持ちを表現しながら書いてアピールしていくことで大きなアピールにつながっていきます。
2.小論文の対策法
まずは問題文に沿って答えること、設計を作って問題用紙に自分の考えをまとめられるようになることが重要です。また、自分で書いたものを国語の先生や進路指導の先生など、自分ではない他者に評価・フィードバックしてもらうことが重要です。演習して評価してもらうという一連の流れを繰り返していくことで小論文に対しての抵抗感などがなくなっていき、実力が上がっていきます!
3.面接・集団討論の対策法
正しい言葉遣いと言葉選びをして、大学側に自分の思いを伝えることが重要です。ですから、討論やアクティブラーニングを通して瞬発力を高めていきましょう。面接や集団討論は自分1人では対策していくことが難しいので、先生や仲間の力を借りて対策していきましょう!
まとめ
みなさん、AO入試について理解出来ましたか?AO入試は学業実績や活動実績が重視される推薦入試と違い、意欲や関心が重視される入試なのです。ですから、AO入試を少しでも考えている方はいかに早く自分の志望校を決めて、情報を集め始められるかが大事になっていきます。情報収集をする中で、自分の志望校にAO入試で合格した先輩にアドバイスをもらうのもいいでしょう。情報を集め終わったら、日程や受験科目を含め、考えて作戦を練っていきましょう。