第1志望校に合格するためにはどんなことを意識して勉強すればいいのでしょうか。今回のこの記事では受験に必要な4つの要素についてお話しします。受験勉強で第1志望校に合格するためには、「戦略」「時間」「効率」「地頭」も4つの要素を引き上げていくことが重要です。それぞれの引き上げ方を紹介していくので、「最短距離で合格していきたい」と思っている方は、ぜひ熟読してみてください。
受験に必要なのは4要素
受験は4つの要素の掛け算で決まると思ってください。(『16倍速勉強法』参照)
まずはそれぞれの要素について解説していきます。
- 戦略
- 第1志望校に向けて正しい参考書を正しい時期に正しい時間配分で勉強できているか。
- 時間
- 第1志望校合格のために十分な勉強時間を取れているか。
- 効率
- 毎日の勉強で正しく知識を吸収できているか。
- 地頭
- 問題を解く際に、正しい着眼点を持って解けているのか。
要素1 戦略
「戦略」を引き上げていくためには、①正しい参考書を使うこと ②正しい順番で勉強すること ③正しい時間配分で勉強すること が重要になっていきます。それぞれどのように考えればいいのか解説します。
①正しい参考書を使うこと
正しい参考書とは、
- 今の自分のレベルにあった参考書であること
- 第1志望校の傾向にあった参考書であること
の2つの要素を満たしておく必要があります。
1、今のレベルにあった参考書であること
まずはセンター試験を解いてみてください。センター試験は基礎力をチェックするのに適切な試験ですので、どれくらいの点数を取れるのかで実力を把握してどんな参考書をやるべきか決めましょう。STRUX大学受験マガジンでは、各科目でどんな参考書を使えばいいのかを提示しているので参考にしてみてください。
2、第1志望校の傾向にあった参考書であること
大学受験では、各大学で試験問題の傾向が大きく異なります。そのため、自分の志望校にあった参考書を使うことが重要になります。よく「どんな参考書がいいですか」と聞かれることが多いのですが、どこの志望校を目指すのかによって違うのです。出題される問題が異なるのですから当然ですね。STRUXマガジンでは、それぞれの大学別にどんな参考書で勉強すればいいのかを解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
②正しい順番で勉強すること
受験勉強では、各科目正しい順番で勉強していくことが重要になります。英語の場合だと、「英単語・英文法→英文解釈→英長文」というように正しい順番があります。この順番を守って勉強しないと、いくら勉強しても効果が薄れてしまいます。それぞれの正しい勉強の順番は、各科目の勉強法ページで見れるので、チェックしておきましょう。
③正しい時間配分で勉強すること
全科目を完璧にするのは不可能です。大学受験においては、各科目の範囲が膨大すぎて全てを完璧に行うことができません。優先順位をつけて勉強していくことになります。どのように時間配分を決めていけばいいのでしょうか。時間配分を決める上で重要になってくるのが、各科目の配点です。自分の第1志望校の各科目の配点を調べてみてください。その配点の比をとったものが時間配分になります。
比を取ると、 (英語):(国語):(社会) = 2:1:1
ちょっと驚きですよね。英語は、ほかの科目と比べて2倍の配点が与えられているんです。全部の科目が平等ではないんです。
要素2 時間
残念なお知らせです。結局、勉強時間は取らなければいけません。勉強法の解説となると、どうしても「楽して点数が取れる」と言ったものが増えてしまうのですが、最終的には勉強時間を十分に取れているのかによって受験勉強は決まります。どれだけ適切な計画を立てらても、実行できなければ意味がないですからね。
要素3 効率
効率とは、吸収率です。吸収率を高めるためには正しい方法で参考書を使うことが重要になります。また、集中力を高く持つことも重要ですね。やり方が悪いと、いくら勉強しても結果は出ませんから注意してください。各参考書の使い方も紹介しているので、参考にしてください。
要素4 地頭
地頭を聞くと、「生まれつきのものだから、変わらないんじゃない?」と思っている方も多いかなと思いますが、地頭は引き上げられます。なぜなら、ここでいう地頭とは「問題を解くときに、どういったところに注目して解いていくのか?」だからです。このどこに注目するというのは、学べば正しい部分に注目できるようになっていくのです。各問題においてどんな頭の使い方をすればいいのかも解説するページを今後作成していくので、楽しみにしてください。